OW2 マスターに到達! シーズン1の前半戦におけるメタとダイアモンド帯を抜けるコツ
OW2でもDPSのマスターに到達。使用キャラは下図のようにゲンジ、リーパー、アッシュ、ファラなど。使用時間はゲンジが一番多いものの、僕は一瞬で真後ろを綺麗に振り向く180度AIMが苦手なため、メタキャラながらもゲンジで上手いこと勝つことができなかった。敵にウィドウメイカーが居る場合や高所が多いマップで使っているだけ。実際はリーパーとアッシュでダイアモンド帯を抜けている。
OW1からの経験者、初心者問わずおすすめしたいのがこのリーパーとアッシュの二人だ。攻撃側はリーパー、防衛側はアッシュと使い分ける。コントロールなど近距離が主なマップならリーパー、遠距離ならアッシュという風に。どちらもかなり汎用性が高いキャラクターで、扱いも簡単なのでダイアモンド帯で行き詰まっている人がいれば是非おすすめしたい。
どちらもウィドウメイカーに弱いので、敵に出てきたらソンブラ、ゲンジ、トレーサーなどで嫌がらせして変更させるといい。もしくはこちらもウィドウメイカーで対抗する。初心者の人はウィドウで対抗するのが一番いいかもしれない。僕は独特な立ち回りと繊細なAIMが要求されるウィドウは苦手なので一部のマップしか使用しない。
無理にソジョーンを使わない
メタであり、最強格でもあるソジョーンだが、ダイアモンド帯以下では必須ではない。敵にいるとよっぽど厄介なのは当ててくるアッシュだ。一発一発が痛すぎる。要所でダイナマイトを入れてサポートの負担を増やしてくるのもかなりしんどい。自分がタンクをやっているとこれがよく分かる。
ソジョーンのレーザービームは理不尽でワンピック力はある。アルティメットも強い。しかし、ビームが溜まるまで豆鉄砲の時間が長いのが難点。これはランクが低くなればなるほど時間が長くなる傾向にある。やっと溜まって一人倒せたとしても5vs4で簡単に逆転されるのがダイアモンド帯。加えて新キャラなので不慣れな人が多いはず。シーズン1の時点ではダイア帯までは継続的にアッシュで当て続ける、ダイナマイトで燃やし続ける火力の方が僕はいいと考えている。OW1からの経験者は使い慣れていると思うので特に。
これがマスター帯以上になると不用意に皆が体を出してこないので、ワンピックの価値が跳ね上がる。5vs4では簡単にひっくり返せず、雪だるま式にやられるのが基本。だからソジョーンの価値が急激に上がる。ソジョーンをプレイするのはマスターに上がってからでも遅くない。
この事実を裏付ける声明が公式から発表されている。TOP500はソジョーンランキングとも言われるくらい、すごい使用率で暴れまわるソジョーンだが、シーズン1の後半では下方修正されない。これは下方修正すると低ランク帯ではソジョーンを上手く扱えないからとのこと。公式からすると新キャラの看板娘であるため、多くの人に使ってほしいのだろうが、上位層からは不満が出ている。つまり、言い換えるなら低ランク帯でのソジョーンは今の強すぎる性能でやっと他のキャラとのバランスが取れている状況にあるということ。無理に使う必要はない。
キリコの狐は先に発動
キリコに関しては可愛い新キャラなので使いたいのは分かるのだが、不慣れな人が多く、一試合ごとのキリコ差がとても大きい。ダイア帯まではアルティメットの使い方が雑な人が多く、カウンターULTとして使っても弱いのに、先に発動しないせいで最強格のアルティメットが無駄になること多数。高い生存能力と鈴は強力だが、結局は死ににくいという受け身のスタイルになってしまう。
ダイア帯までのサポートはいかに自分がキルを取るかが重要なので、バトルモイラ、バトルバティスト、ゼニヤッタ、イキリルシオなどで試合を直接動かす方がストレスもなくて個人的にはおすすめ。特にヒットスキャンが得意な人にはバトルバティストをおすすめする。試合によってヒール量を変化させた方がよくて、ヒールが足りない高レベルな時は多めに、火力が足りない構成のときはバンバン前に出よう。キリコによって阻害瓶を消されることが多くなった現環境では、攻撃面ではアナの優位性がやや落ちて、バティストとゼニヤッタが頭ひとつ抜けている印象。
バティストは攻撃しながら回復ということができるのが大きな強み。タンクを右クリックで回復しつつ、その間に二回ぐらい敵に向けて攻撃しよう。最速で回復する必要はなく、タンクが死なないようにケアしながら、キャスディを使っているつもりで撃ちまくる。アルティメットは自分専用と考えていい。高所からバンバンキルを狙っていこう。
マスター帯以上になってくると攻撃する暇がなかなかないので、回復に専念したアナ、死なないように立ち回るキリコが強い意味を持ってくる。マスターに上がってから受け身のスタイルを多めにするといい。
シーズン1前半戦のメタを解説
最後にシーズン1で一般的に強いとされるキャラクターを紹介。上図はKarQ先生によるTierリスト。高所で強いDVA、平地最強格のザリア、スタンがなくなって暴れまわるゲンジ、高ランク帯のワンピック力が驚異的なソジョーン、サポート殺しのソンブラ、生存能力ピカイチのキリコ・ルシオといった感じになっている。
これがシーズン1の後半戦ではDVA、ザリア、ゲンジ、ソンブラに下方修正が入ることが決まっている。次期メタはウィンストン、ソジョーン、リーパー、キリコ、ルシオの5人で、OWLでも使用率が非常に高くなっている。ただし、これが意思疎通の取れない野良のランクマッチで機能するのはマスター帯以上だと思われるので、ダイア帯までは自分の得意なキャラを伸ばすことを考えた方がいいだろう。