【2019年/令和】厳選!FPSにおすすめの最新144Hzゲーミングモニター3選
2019年における厳選おすすめ144Hzモニターを値段別にまとめた。様々なメーカーから多種多様な144Hzモニターが出ているが、今回はこれを買っておけば間違いないという人気モデルを紹介する。FPSやRTSで有利になるゲーミングモニターとは何なのか、専門用語の簡単な解説もあるので参考に。
144Hzモニターとは
普通のモニターは1秒間に60~75枚の画像を表示するが、144Hzモニターは1秒間に144枚の画像を表示可能。画像を増やすことで、映像が滑らかに見える。パラパラ漫画をイメージしたら分かりやすいだろう。ゲームの滑らかな動きは感動の一言。一度使ったらもう戻れないほど。FPSを本気でやろうと思っている人は必須レベルのデバイスと言える。また、応答速度も速いものが多く、反射神経UPが期待できる。プロゲーマーは必ずといっていいほど使用している。
専門用語の簡単な解説
・リフレッシュレートとは、1秒間にどれだけ画面を書き直すかを表す値のこと。単位はHz。これが高いほど、映像がなめらかに見える。
・応答速度とは、液晶パネルの一つ一つの点が、光って消えて光るまでの時間のこと。単位はms。これが小さいほど、残像が出にくい綺麗な映像になる。
・G-SYNC、FreeSYNCとは、リフレッシュレートを変動させて、ゲーム中のカクつきやズレ、ラグをなくす最新技術のこと。
・ブルーライト低減機能、フリッカーフリーバックライト導入により、目が疲れにくく、頭痛がしにくい画面になる。
格安モニターの星
AOC C24G1/11
22,000円~
AOC C24G1/11 (24インチ) / AOC C27G1/11 (27インチ)
コストパフォーマンス最強の144Hzモニター。2万円前半で買えるのにFreeSYNCとG-SYNCに対応し、人の目に適した曲面VAパネルを採用している。もちろん各種のゲーム機能を備えており、応答速度も速い。加えてVESAに対応しているのでモニターアームも付けられる。初めてのゲーミングモニターにうってつけの格安144Hzモデルだ。AOCは台湾のメーカー。台湾はASUSなどゲーム業界や自作PC業界で確かな実績がある地なので心配は無用。他のゲーミングモニターに見られるオーバークロック時の残像なども出にくいので安心だ。ふつうにFPSをするなら24インチくらいがちょうどいいとされているが、もっと大きいモニターがほしいという場合は27インチを選ぶといいだろう。27インチでも3万円以内で買えるという圧倒的コスパだ。格安曲面ゲーミングモニターならこれに決まり!
長所
〇数ある144Hzモニターの中でトップクラスの安さ。
〇VAパネルなのでTNパネルよりも視野角が広く、色合いが綺麗に見えやすい。
〇人の目に適した曲面パネルで画面端でも焦点が合いやすく、より広く見えやすい。
〇AMD FreeSYNCとNVIDIA G-SYNCに対応。ティアリングと遅延の少ないモードに。
〇応答速度が速く、反射神経アップが期待できる。
〇VESAに対応しているためモニターアームを装着可能。
〇ベゼル(画面の縁)が狭く、デザインもスタイリッシュ。
〇付属のスタンドには昇降機能や角度調整機能がある。
〇スピーカー、暗い所を明るく表示する機能、ブルーライト軽減機能、フリッカーフリーテクノロジー、低遅延モード、レティクル表示機能、ゲームカラー調整モードを搭載しており、非常に多機能。
短所
×曲面パネルは平面パネルよりも画面縁がやや歪みやすく、モニターアームを使用しないと(付属のスタンド)右と左の画面縁の高さが違う個体が出ることもある。曲面パネル全体の製品に言えることなのでその点は考慮しておきたい。
×あくまでゲーム用なので視野角が狭く、色合いはあまりよくない。これはゲーミングモニターの宿命ともいえる。表示速度を優先する関係でどうしてもこの特徴を備えた液晶パネルになってしまう。色合いが綺麗なIPS液晶に慣れた人は最初は戸惑うだろうが、いずれ慣れるだろう。ふつうにゲームを楽しむ分には全く問題のない画質。
製品仕様
リフレッシュレートは144Hz。大きさは23.6型ワイド。ディスプレイはVAパネルのノングレア。曲率半径は1500R。応答速度は1ms(MPRT)。解像度は1920×1080(Full HD)。輝度は250cd/m2。フリッカーフリーテクノロジーあり。ブルーライト軽減モードあり。アスペクト比は16:9。コントラスト比は3000:1。視野角(左右/上下)は178°。入出力端子D-SUB、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4×2。スピーカーなし。重さは4.46kg。VESA対応。消費電力は21W。
人気No.1のプロ仕様
人気No.1、プロ仕様の144Hzモニター。BENQは120Hz液晶モニターに初期から参入している企業であり、今なお多くのプロゲーマーが愛用していて、信頼性が非常に高い。暗い場所を明るく表示するBlack eQualizer機能、色の鮮やかさを簡単に調整できるColor Vibrance機能、敵が見やすくなるブレ削減モードなどのFPSに有利な機能を多く有している。またこれらの機能を最初に開発したのがBenQであり、他メーカーがBenQを基準として作っているのは明白。そして一番の長所は使用者の圧倒的多さ。プロゲーマーの設定を真似したり、故障やトラブルの相談を友人にしやすいなど多くの人が使っているからこそ、できることも多い。万人におすすめできるゲーミングモニターだ。
長所
〇多くのプロゲーマーが使用している人気モデルで信頼性が高い。
〇プロゲーマーの設定を真似できる。故障トラブルにも強い。
〇応答速度が速く、反射神経アップが期待できる。
〇VESAに対応しているためモニターアームを装着可能。
〇暗い所を明るく表示するBlack eQualizer機能、動いている敵が見やすくなるブレ削減モード、ブルーライト低減機能、フリッカーフリーゼロ機能、色の鮮やかさを簡単に調整できるColor Vibrance機能など非常に多機能。
短所
×画面が白っぽくて初期設定だと明るすぎるので慣れが必要。明るさを落とせば目も疲れにくくなる。
×あくまでゲーム用なので視野角が狭く、色合いはあまりよくない。これはゲーミングモニターの宿命ともいえる。表示速度を優先する関係でどうしてもこの特徴を備えた液晶パネルになってしまう。色合いが綺麗なIPS液晶に慣れた人は最初は戸惑うだろうが、いずれ慣れるだろう。ふつうにゲームを楽しむ分には全く問題のない画質。
製品仕様
リフレッシュレートは144Hz。大きさは24型ワイド。色はダークグレイ。ディスプレイはTNパネル。応答速度は1ms(GtG)。解像度は1920×1080(Full HD)。輝度は350cd/m2。3年保証(パネル、バックライトは1年保証)、フリッカーフリーテクノロジーあり。ブルーライト軽減モードあり。Black eQualizer機能あり。Color Vibrance機能あり。アスペクト比は16:9。コントラスト比は1000:1、DCR(Dynamic Contrast Ratio) は1200万:1。視野角(左右/上下)は170°/160°。入出力端子HDMIv1.4×1、DVI-DLx1、DisplayPort1.2×1、ヘッドフォンジャックx1、USB3.0x3。DisplayPortケーブル付属。本体重量は5.8kg。
144Hzモニターの候補と所感
以下にあげている候補は上記に紹介したおすすめモニターと同価格帯にあるライバル製品だ。おすすめしなかった理由をひとつひとつ書いてはいるが、中には優秀なモニターも存在する。ではなぜ僕がBENQのゲーミングモニターを一番におすすめするかというと、前述したように圧倒的に使用者が多いからである。安心感の高さというのが段違いなのだ。
2019年ノミネート
・JapanNext JN-T24165FHDR:2万円強というセール特価で衝撃デビューした激安モニター。オーバークロックによる165Hzが魅力だが2019年初頭に出たばかりなのでレビューが揃ってから検討をはじめてもいいだろう。
・Acer KG241QAbiip:2万円台で手に入る非常に安価なゲーミングモニター。ただしドット抜けや初期不良などが多数報告されているため、少しお金を足してBENQ製を買った方が安心と言わざるを得ない。安物買いの銭失いという言葉があるように、ちゃんとしたものを買って長く使った方が安心だし得である。
・MSI Optix G24C:多機能で優れたモニターなのだが、VESAに非対応(モニターアーム装着不能)なのが痛い。机を使える広さが大きく変わるのでこれは雲泥の差だ。
・Dell S2419HGF:コストパフォーマンスの高い優秀なゲーミングモニター。多機能で性能も申し分なく、FreeSYNCとG-SYNC、3年保証がついているのが大きい。選択肢としては十分ありで、BENQ製とどちらにしようか悩む人もいるだろう。ただ前述のとおり、BenQの方が使用者が多いため、あえなくノミネートのみに。
・I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC241HTB2:性能的には問題ないが、ドット抜けやサポートの悪さが報告されており、おすすめとは言えない。
・iiyama GB2560HSU-B1:我らが日本の安心国産モニター。多機能で反応速度も速いが、ボタン周りがやや不満点多し。
・LG 24GL600F-B:韓国のLGによる2019年発売の新型モニター。多機能で性能が高いが、まだ発売されて間もないのでレビューが揃ってから検討する感じでいいだろう。
・AOC AGON G2590PX/11:やや高いのと、これといった特徴がないのが残念。
・プリンストン ULTRA PLUS PTFGFA-24C:応答速度が遅いのが短所だが他の性能は比較的まとまっている。
2019年NUKKATO大賞
・コストパフォーマンス最高の曲面モニターならAOC C24G1/11 (24インチ)
・27インチの大画面モニターならAOC C27G1/11 (27インチ)
・プロゲーマー仕様の人気No.1モニターが欲しいならBenQ Zowie XL2411P