おすすめマザーボード Intel編 2015年最新版
2015年のおすすめマザーボードをまとめました。2014/12/25時点です。
基本的にはH97チップセットが一般用、Z97チップセットがオーバークロック(OC)用となります。ただ、ASUSとASROCKの2社はメーカー独自にH97でのOCに対応しているので、Intel Pentium G3258などの低価格OC対応CPUを使うなら、H97もありだと思います。
LGA1150用おすすめマザーボード
通常利用ならコスパ最強のこれに決まり
一万円以下で手に入るマザーボードとしては、かなりコストパフォーマンスが高く、万人におすすめできる一枚です。オーバークロックをしない初心者の方や一般的な自作er、ゲーマーに特におすすめ。H97マザーボードですが、電源フェーズ数が6と低価格な割に多いので、Intel Pentium G3258などの低価格CPUでオーバークロックする人にもいいと思います。
安いわりに高速なSATA ExpressとM.2ソケットに対応し、サウンドも7.1ch対応で高品質、LANも安定のIntel性で高速なネットワークをサポートしているのが特徴。
また、最強のファン設定ソフトと名高いASUSのFan Xpert 3がこの価格で使えるのも大きいです。自動でファンを最適化してくれるので、静音PCやゲーミングPCなど自分の用途に合わせてボタン1つで簡単に設定できます。ASUSの使いやすいBIOS画面(UEFI)も魅力です。
製品仕様↓
チップセットはLGA1150、大きさはATX、対応CPUは第4世代Core i7/i5/i3、Pentium、Celeronなど。電源フェーズ数(DIGI+VRM)は6。メモリスロット数は4つで、DDR3-1600/PC3-12800対応の最大32GB。AMD Quad-GPU CrossFireX対応。
拡張スロットはPCI-E 3.0 x16が1つ、PCI-E 2.0 x16が1つ、PCI-E x1が2つ、PCIが3つ。SATAポートはSATA Expressが1つ、SATA 3.0(6GB/s)が4つ。その他、M.2 Socket 3が1つ。USBポートはUSB 3.0が6つ、USB 2.0が8つ。映像出力はDVI-Dが1つ、D-Subが1つ、HDMIが1つ。その他のインターフェイスはオーディオジャックが6つ、PS/2が1つ。
サウンドは、Realtek ALC892で7.1ch対応、Crystal Sound 2と呼ばれるASUS独自の機能で、ノイズ対策・日本製コンデンサ・オーディオアンプを搭載して高品質な音をサポート。LANポートはCPU負荷が少なく、高速で安定しているIntel I218V、1000BASE-T。
OCするならコストパフォーマンス抜群の一枚
オーバークロック(OC)するならコストパフォーマンス抜群のこの一枚。この価格で買えるわりに、電源フェーズ数が12でOC耐性ばっちり。対応メモリクロックも高く、NVIDIA SLIやAMD CrossFireも可能で、SATA ExpressやM.2スロットもあります。
その他、寿命が1万2千時間の日本製プラチナコンデンサ搭載、高効率で低発熱のデュアルスタックMOSFET、プレミアム合金ヒートシンク、プレミアム合金チョークコイルなどなど、OC耐性や消費電力機能が充実しています。
サウンドもLANも安定の作りで、OCするゲーマーにもおすすめです。これの上位版であるASRock Z97 Extreme6もかなり豪華。Extreme4とExtreme6の大きな違いは、Ultra M.2スロットの有無。これは高速なM.2ソケットで、通常のM.2ソケットも別であるので、デュアルM.2環境が作れるZ97ではかなり珍しい製品になっています。
製品仕様↓
チップセットはLGA1150、大きさはATX、対応CPUは第4世代Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron、Xeon。電源フェーズ(VRM)は12。メモリスロット数は4つで、DDR3-2933/PC3-23400対応の最大32GB。NVIDIA SLI、AMD CrossFireX対応。
拡張スロットはPCI-E 3.0 x16が3つ、PCI-E 2.0 x16が1つ、PCI-E x1が3つ。SATAポートはSATA Expressが1つ、SATA 3.0(6GB/s)が6つ。その他、M.2 Socket 3が1つ。USBポートはUSB 3.0が8つ、USB 2.0が6つ。映像出力はDVI-Dが1つ、D-Subが1つ、DisplayPortが1つ、HDMIが1つ。その他のインターフェイスはオーディオジャックが6つ、PS/2が1つ。
サウンドは、Realtek ALC1150で7.1ch対応、Purity Sound 2と呼ばれるASRock独自の機能で、ノイズ対策・コンデンサ・オーディオアンプを搭載して高品質な音をサポート。LANポートはCPU負荷が少なく、高速で安定しているIntel I218V、1000BASE-T。
ゲームもしたい!OCもしたい!人におすすめ
オーバークロックができて、FPSなどのゲームにも強いマザーボードとしては、費用対効果が高いおすすめのマザーボードです。SATA ExpressやM.2ソケットなど、次世代で主流になるであろう規格が揃っているのもいいですね。
ASUSは昔からトップメーカーとして評判が良いので、使いやすいBIOS画面や、簡単にFANを最適化できるFAN Xpert 3など、オーバークロックするならやっぱり安定のASUSでしょっていう人に特におすすめです。使いやすいので、初心者にもいいと思います。
また、超小型PC(Mini-ITX)でオーバークロックしたいという人にはASUS Z97I-PLUSがおすすめです。M-ATXより一回り小さいMini-ITXモデルとしては、ほぼフルスペックと言える作りで、無線LANやBluetoothに対応し、大型ヒートシンクやM.2スロットにも対応している一枚になっています。
製品仕様↓
チップセットはLGA1150、大きさはATX、対応CPUは第4世代Core i7/i5/i3、Pentium、Celeron。電源フェーズ(DIGI+VRM)は8。メモリスロット数は4つで、DDR3-3200/PC3-25600対応の最大32GB。NVIDIA SLI、AMD CrossFireX対応。
拡張スロットはPCI-E 3.0 x16が2つ、PCI-E 2.0 x16が1つ、PCI-E x1が2つ、PCIが2つ。SATAポートはSATA Expressが1つ、SATA 3.0(6GB/s)が4つ。その他、M.2 Socket 3が1つ。USBポートはUSB 3.0が6つ、USB 2.0が8つ。映像出力はDVI-Dが1つ、D-Subが1つ、HDMIが1つ。その他のインターフェイスはオーディオジャックが6つ、光デジタル端子が1つ、PS/2が1つ。
サウンドは、SupremeFXで7.1ch対応、ノイズ対策・ELNA製コンデンサ・ヘッドフォンアンプを搭載して高品質な音をサポート。FPSで足音がした方向をレーダー画面に表示するSonic Rader Ⅱという機能もあります。
LANポートはCPU負荷が少なく、高速で安定しているIntel I218V、1000BASE-T。ゲームの通信速度に優先度をつけることができるGAMEFIRST Ⅱ機能もあります。コンデンサは日本製の長寿命ブラックコンデンサを採用。
低消費電力・低価格で自宅サーバーに最適
MSIことMicro-Star Internationalはここ最近、ゲーミングマザーボード分野でかなり伸びてきているメーカーで、今回のこの省電力特化のエコマザーボードという面白い分野を開拓してきました。
サブPCを自宅サーバー化している人が少なからずいるので、そういう人にとってはかなりおすすめできる一枚になっています。24時間稼働のサーバー用PCだと、やっぱり消費電力をいかに抑えるかが鍵ですからね。
ボタン1つでパフォーマンスを損ねることなく、消費電力を下げることができる機能や、マウスやキーボードなどの周辺機器をON/OFFする機能、ファンやLEDやPCIスロットまでオンオフできる機能がついています。24時間安定動作を100%の性能でできるのは、やはりメリットが大きいですね。
1世代前のチップセットになるんですが、ほぼ同時期に発売された安いモデルのMSI H81M ECOもおすすめです。安さを求めるならこちらの方がいいでしょう。
製品仕様↓
チップセットはLGA1150、大きさはM-ATX、対応CPUは第4世代Core i7/i5/i3、Pentium、Celeronなど。電源フェーズ数は4。メモリスロット数は4つで、DDR3-1600 /PC3-12800対応の最大32GB。LANポートはCPU負荷が少なく、高速で安定しているIntel製、1000BASE-T。
拡張スロットはPCI-E 3.0 x16が1つ、PCI-E x1が2つ、PCIが1つ。SATAポートはSATA 3.0(6GB/s)が6つ。その他、M.2 Socket 3が1つ。USBポートはUSB 3.0が4つ、USB 2.0が8つ。映像出力はDVI-Dが1つ、D-Subが1つ、HDMIが1つ。その他のインターフェイスはオーディオジャックが3つ、PS/2が2つ。
まとめ
マザーボード選びは最新規格の知識や、製品ごとの比較が重要で、初自作の人や初心者の方にはちょっと難しいので、参考にして頂ければ幸いです。