2015年のおすすめビデオカード NVIDIA編

自作パソコン

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2015年のNvidiaのグラフィックボードをまとめました。最新のビデオカードシリーズであるNVIDIA GTX900シリーズ(コードネーム Maxwell)は非常に消費電力が低いため、同じ性能ならAMDのグラフィックボードよりもおすすめです。GTX950以下の下位モデルはまだ出ていないため、おすすめグラフィックボード NVIDIA編 2014年最新版も参考に。

おすすめグラフィックボード

まだGTX950以下は出ていませんが、現在分かっている情報を書いています。AMDにしろ、NVIDIAにしろ、性能が高いグラフィックボードからだんだん性能が低いモデルを出していくスタイルです。

GTX960

2015/1/22に発売
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値段的に一番需要があるグラフィックボードで、MMOゲーマーからFPSゲーマーまで幅広い層におすすめです。Maxwellらしく、消費電力が非常に低いのが特徴で、GTX660よりもちょっと高い程度の消費電力で、GTX760とR9 280よりも50Wくらい低く、ワットパフォーマンス抜群です。

性能はGTX760以上でGTX770以下、AMDのグラフィックボードだとR9 280くらい。BF4の標準設定だと平均FPSが90といった所です。解像度が1920×1080だとGTX760よりも15%くらい性能が上なんですが、それより上の解像度になると、メモリ性能の低下に合わせてスコアがGTX760くらいに下がってしまいます。GTX960はGTX970の70%くらいの性能なので、モデルと値段が1つ違うだけで差があります。

GTX960のメモリバス帯域は112GB/sで、GTX970は224GB/sなので、約半分にスペックダウンされています。この差は2560×1600以上の高解像度環境で差がかなり出てくるんですが、1920×1080以下の一般的なゲーム画面サイズでは差がほとんどないので、一般的なゲーマーにはあまり気にしなくていいです。そういう意味では、このGTX960は多くの人が満足できつつ、必要ない部分を削って値段を下げたモデルと言えるでしょう。

前情報でメモリが4GBだのGTX770以上の性能だのと騒がれたので、それを知っていた人はちょっとがっかりの性能かもしれませんが、モニターを何枚もつなげてやる一部のゲーマー以外の人は、おおむね満足できるビデオカードなんじゃないかと思います。これでメモリ性能の低下と日本のご祝儀価格がなければ、GTX970と同じくらい人気が出たのかなとは思いますが。

コードネームはGM206、製造プロセスは28nm、シェーダプロセッサ数は1024、定格クロックは1126MHz、ブーストクロックは1178MHz、メモリーインターフェイスは128bit、メモリクロックは7010MHz、メモリ容量は2GB、TDPは120W、外部電源は6ピンが1つ、最低電源容量は400Wです。

メーカーは、価格が安いのがいいならZOTACのZTGTX96-2GD5MGS01、静音ならASUSのSTRIX-GTX960-DC2OC-2GD5、出来る限りオーバークロックしたいならGIGABYTEのGV-N960G1 GAMING-2GD、性能と静音のバランス型ならMSIのGTX960 GAMING2Gがおすすめです。

GTX970

2014/9/19に発売
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消費電力が非常に少ない新世代のハイエンドグラフィックボードです。日本での現在の価格を考えると、このクラスが一般的なゲーマーにおすすめできるギリギリのラインかなと思います。これ以上になると、価格が上がるわりに性能が上がりにくくなってくるからです。

性能はGTX780以上でGTX780ti以下、AMDのグラフィックボードだとR9 290Xくらい。AVAだと常時200fps出るレベルです。BF4だと標準設定で120fpsが平均で出るくらい。低負荷だともっと出るので、これを積めば120Hz以上のモニターも活かせます。もちろん、その他のFPSやMMOも快適にできるので、ストレスなくゲームをしたい人におすすめ。

消費電力はGTX770よりも低く、PCにもよりますが、システム全体の消費電力がBF4などの重いゲームをしても300W以下に抑えられることが多いです。また、同じくらいの性能であるR9 290Xよりも100W以上低いので、非常にワットパフォーマンスが高いです。

コードネームはGM204、製造プロセスは28nm、シェーダプロセッサ数は1664、定格クロックは1050MHz、ブーストクロックは1178MHz、メモリーインターフェイスは256bit、メモリクロックは7000MHz、メモリ容量は4GB、TDPは145W、外部電源は6ピンが2つ、最低電源容量は500Wです。

ゲームを快適にプレイしたい人や、配信する人におすすめのグラフィックボードです。NVIDIAの新技術である”MFAA”と”DSR”対応。その他、4K解像度・G-SYNC・ GPU Boost 2.0・V-SYNC・NVIDIA Surround・NVIDIA SLI・VXGIなどにも対応しています。

メーカーは、価格が安いのがいいならZOTACのZTGTX97-4GD501、静音ならASUSのSTRIX-GTX970-DC2OC-4GD5、出来る限りオーバークロックしたいならGIGABYTEのGV-N970WF3OC-4GD、性能と静音のバランス型ならMSIのGTX970 GAMING 4Gがおすすめです。

メモリー不具合とコイル鳴き
GTX970に搭載されている基本メモリー容量は4GBなんですが、この4GBは実は仕様上、3.5GBと0.5GBに分かれていて、最初は優先的に3.5GBを使うんですが、それで足りなくなった場合、最後の0.5GBを使うことになります。その時にかなり速度低下が生じることで、カクカクになったりする現象が事例として挙がっています。NVIDIAがこの事実を隠していたことで大問題になり、返品騒動やら何やらで大騒ぎになってます。

メモリーを4GBフルに使うのは、4Kでプレイするなどの一定の条件下でしかないので、今まで表沙汰にならなかった分、一般的なゲーマーはあまり不便を感じないかもしれません。ただ、4GBと書いてあるのに3.5GBしか使えないのは詐欺だ!っていう気持ちも分かるので、ゲームを超高画質でプレイする人にはGTX970はあまりおすすめできません。

また、GTX970の基板に問題があるのか、コイル鳴きがわりと多く事例として報告されています。コイル鳴き自体は、300以上のFPSを出せばどのグラフィックボードでも鳴ったりするんですが、どうもGTX970は多いようです。メインのゲームをやってひどいようなら、返品もできると思いますが、その辺は購入店次第といったところでしょう。

僕個人的には、この価格で3.5GB使える上(前年のGTX770はこの価格で2GB)、消費電力が低くてGTX980に近い性能を持ち、非常にコストパフォーマンスが高いビデオカードという考えなので、GTX980やGTX960よりはおすすめなんですが、この辺は人によって考えが違ってくるので何とも言えません。コイル鳴きやメモリー不具合に不満がある人は、来年の新しいビデオカードまで待つのもありでしょう。

GTX980

2014/9/19に発売
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新世代の最上位グラフィックボード。性能はピカイチですが、お値段もそれなりです。BF4などの重量系ゲームで120fps以上出したい人や、モニターを何枚も使って超高解像度でプレイする人、ベンチマークを回してニヤニヤしたい人におすすめ。

性能はGTX780tiとR9290Xよりも、10%高いくらい。GTX970比では、15%くらい上。圧倒的なのは消費電力で、GTX980は、GTX770よりも消費電力が低いです。PC構成にもよりますが、BF4などのゲームをしても、システム全体の消費電力が300Wくらいに収まります。

消費電力が非常に低いので、Geforce GTX900シリーズの最上位モデルながら、電源容量が500Wで足りるというのはいいですね。これからますます省電力が進むと思うので、過度なオーバークロックをしないのであれば、ハイエンドグラボを積んでも500Wで十分な時代に入ったと言えるでしょう。

コードネームはGM204、製造プロセスは28nm、シェーダプロセッサ数は2048、定格クロックは1126MHz、ブーストクロックは1216MHz、メモリーインターフェイスは256bit、メモリクロックは7000MHz、メモリ容量は4GB、TDPは165W、外部電源は6ピンが2つ、最低電源容量は500Wです。

NVIDIAの新技術である”MFAA”と”DSR”対応。その他、4K解像度・G-SYNC・ GPU Boost 2.0・V-SYNC・NVIDIA Surround・NVIDIA SLI・VXGIなどにも対応しています。

メーカーは、コストパフォーマンス重視ならZOTACのZTGTX98-4GD5AMP01、なるべく静かにしたいならASUSのSTRIX-GTX980-DC2OC-4GD5がおすすめ。性能・静音・価格のバランス重視ならMSIのGTX980 GAMING 4G、OCならGIGABYTEのGV-N980G1 GAMING-4GDもいいですね。