【LABの基礎】PMCの動き方とレイダー、専用アイテムについて Escape from Tarkov / EFT
Escape from Tarkovの「The Lab」における基本情報を解説する。パッチ0.13時点。
スイッチをすぐに入れると危険
ラボに不慣れな人が起こしがちな行動がこれ。レイダー(Raider)を倒して漁るためにすぐに電源を入れる行為は危険だ。なぜならこれをすると位置がバレるため、近くのPMCが狙いに来る可能性が高いから。猛者や戦闘狂の人ほど、この動きをする。相手が慣れていないことが多いからである。レイダーを狩っている最中に攻撃されるとかなりきつい。弾薬も減るので後手に回ってしまう。電源を入れるなら時間が十分に経って漁ってから、実際に帰るときの方が良い。これは非常に重要なので、まず最初に明記している。
基本情報
・LABの入場にはアクセスキーが必要。TherapistのLL4にて現金で買える。他のトレーダーから交換でも手に入る。プレイヤースカブが持っていたり、4連ドロワーから出たりする。
・LABは規定人数に達していなくても始まるマップ。ワイプ序盤なら自分ひとりだけで始まる可能性もある。アジアだと平日の朝はフリーファームと言われている。
・脱出するにはスイッチを押す必要がある。押すと全体放送でどこが押されたか告知される。その際に近くにレイダーが湧くことがある。スイッチと脱出口のふたつをセットで覚える。
・レイダーは開始から5分ほど経つと自然発生する。二人組か三人組が巡回していて、危険度が上がる。最初の5分で湧き位置周辺を漁っておきたい。
・ラボ専用のレアアイテム湧きがある。GPSなどの電子機器、LEDXなどの医療品、ライオンなどの貴重品、ストリーマーの名前が入ったアイテムなどが混ざった専用湧き。この湧きを覚えて周回する。
・ラボは保険をかけたアイテムが帰ってこない。大きなバッグを持ってくると味方の装備を回収したり、敵の装備を奪いやすい。手に入るのは高級品が多いため、バッグに投資しても元を取りやすい。
・黒いボックスには確定で「Iskra ration pack」が入っていて、エネルギー補給できる。
モルヒネをすぐ使えるように
ラボはPMCの湧き位置が非常に近く、始まって数秒で接敵する可能性がある。だからモルヒネをリグの中に入れておき、すぐ使えるようにしておいた方が良い。プロピタルでも代用可。湧き位置によってはモルヒネを打つ暇さえ惜しんで走らないと安全が確保できない場合もある。イブプロフェンやゴールデンスターなど時間がかかる鎮痛剤は二回目以降に使うことをおすすめする。
黒いボックスには確定でレーションパックが入っていて食料は確保しやすい。イブプロフェンと水を持っていって、食料は現地調達というプランが長居もできて安定はする。節約を考えるならゴールデンスターを持っていき、食料はなんとか現地調達するような形でいく。メタボリズムのスキルが上限に達しているならば水分がなくなってもダメージは受けない。
グレネードを多めに持ってくる
対PMC、対レイダーに有効。キルを狙うというよりは、敵を動かして索敵したり、有利に立ち回るために使用する。3個以上は持って行った方がいいだろう。レイダーを倒して漁れば補充もできる。
ヘルメットを節約するのはアリ
ラボに来るようなプレイヤーの多くは高レベルであり、高貫通弾を使用していることが多い。4レベルのヘルメットを着けた所で貫通されるのならば、最初から頭に当たったら仕方ないという気持ちでヘルメットを装備してこないという戦法もアリだ。その代わりに顔面全体を守る「Shattered lightweight armored mask」や「Glorious E lightweight armored mask」を装備してワンチャンの跳弾を狙っていく。もし敵を倒せれば、ヘルメットを奪ってそのまま戦利品にできるのもいい所。
ラボキーは16万で売っている(パッチ0.13)が、ヘルメットを節約することでこの分を少しでも減らすことが可能になる。よく使われるURACHだと8万超え、バイザー付きヘルメットだと10万以上はするため、これが節約できるだけでも割とでかい。
追加装甲のヘルメットは強い
逆に大金持ちで金に糸目を付けないならば、ヘルメットに追加装甲をしたものがおすすめ。通称Bastionにアーマープレートをつけると、4レベルの上に6レベルが乗るため、PMCが相手でも意外と弾いてくれる。また通称TC-2001に通称SLAAPを付けると4レベルの上に更に5レベルが乗るため、これもたまに弾いてくれる。また通称FAST MTに通称トルーパーマスクをつけるのもアリ。これは4レベルの上に2レベルなので上記ふたつに比べると控えめながら、顔面全体を守るため跳弾は十分に狙える。これらはバイザーをつけた時に視界が見えにくくなるデメリットがないため、使いやすいのも特徴だ。
・通称Bastion=「Diamond Age Bastion helmet」
・Bastionの追加装甲=「Diamond Age Bastion helmet armor plate」
・通称TC-2001=「MSA ACH TC-2001」
・通称SLAAP=「Ops-Core SLAAP armor helmet plate 」
・通称FAST MT=「Ops-Core FAST MT Super High Cut helmet」
・通称トルーパーマスク=「Tac-Kek Heavy Trooper mask for Ops-Core-type helmets」
慣れるまで普段着で
ラボだからと言って慣れないうちから高額装備にしない方が僕はいいと思っている。いつもと変わらない軽い気持ちで動くことが最終的に良い結果につながりやすい。わけが分からないうちに速攻で倒されて、高額装備を失うと虚無に陥りやすい。慣れるまで勉強と考えて装備のコストを抑えつつ、自分の立ち回りを確立させていこう。
あとは3人以上のパーティを組むと、かなり敵の数が減る印象がある。ラボの雰囲気に慣れると、「あれ? 意外と走り回っても大丈夫だな」と思うはず。
黒と赤は激戦区
ブラック部屋の戦闘に関わらないだけで、生存率がかなり上がる印象だ。レッド周辺も激戦区なので、そこもスルーするとなお上がる。GPSAやコンバーターが目的ならば、そのふたつにこだわる必要はないので、効率よくレアアイテム湧きを見て回ろう。ブラックは全マップで一番人が多い集まる所と言っても過言ではない。
ラボ専用アイテムについて
運営はラボに多くのプレイヤーが通ってほしいと思っている。だから専用のアイテムを用意した。下記の中で特に重要なのはハイドアウトを完成させるのに必要なGPSとコンバーターのふたつ。これらはポーチには入らないため、生きて持ち帰る必要がある。インレイドはいらないので見つけたらランスルー覚悟で速攻で帰ろう。体感としてはラボのマップを隅々まで漁って1個落ちているかどうかといった所。ラボにいかなくても一応はピースキーパーのタスクを進めれば手に入るものの、ラボに通った方が早く見つかるのでおすすめ。
他のアイテムは別のマップでも低確率で出る上に、無理してラボで見つけなくてもいいアイテムばかり。パッチ0.13の時点では気にしなくていいだろう。
ラボ限定アイテム
・Far-forward GPS Signal Amplifier Unit=通称GPSA。インテリジェンスセンターに使う。
・Far-forward current converter=通称豆腐、コンバーター。ソーラーパネルに使う。
・Microcontroller board=マイコン。LEDXの作成に使う。
ラボ以外でも低確率で出る
・Advanced Electronic Materials textbook=通称AEM。Virtexなどの作成に使う。
・Silicon Optoelectronic Integrated Circuits textbook=通称SOIC。LEDXの作成に使う。
・TerraGroup “Blue Folders" materials=ブルーフォルダ。THICC アイテムケースの交換。
脱出口を略称で覚える
R・・・Main Elevator(日本人にはLにも聞こえる)
G・・・Cargo Elevator
B・・・Hangar Gate
Y・・・Parking Gate
O・・・Medical Block Elevator
放送でアルファベットを聞いて、どの脱出口が開いたのか瞬時に分かるようになっておくといい。覚えるのは上記の5つだけ。「R」のメインエレベーターは日本人が聞くと「L」にも聞こえるので、どちらで覚えてもいい。
覚え方のひとつは語呂が似ているLGBTQ。文字だけ見るとLGBYOと似ているので強引に覚える。両端のLとOは確定脱出で、真ん中のBとYは不確定脱出、Gはあまり使われないという風に覚えてもいい。
もうひとつは脱出口を強引にねじまけて覚える方法。R=メインエアールベーター、G=カジノエレベーター、B=ハンバーガー、Y=パワイキングゲート、O=メディカルブローなどなど。意味不明なものほど意外と頭に入ったりする。そのほかに良い語呂合わせがあったらコメント欄へ。
正攻法で覚えるならRのメインエレベーターはRed部屋の戦闘後に使われることが多い。右を意味するRightの反対、左のLeftに聞こえるなど。Gのカーゴエレベーターは地下のボタンと2階の脱出口が遠くてあまり使われない。逆に覚えないことでGは消去法でカーゴになる。駐車場のBとYはアルファベットが脱出口の名前の中に入っていない=不確定脱出。Yの駐車場にはYellow部屋が近くにある。Oは一番の激戦区であるブラック部屋の戦闘後に使われることが多い。戦闘後の治療をイメージしてMedicalと結びつけるなど。
総括
Labは他のマップとは一線を画すエンドコンテンツ。非常に特殊な仕様になっているので、まだ行ったことがない人はこれを参考にデビューしてみるといい。