厳選!おすすめSSD・HDD
今回は2018年の厳選おすすめSSDとHDDを値段別にまとめた。SSDはHDDに比べて高速で耐衝撃、耐熱に優れ、消費電力が低く、音も静かという圧倒的優位性を持っている。特にその速さは一度慣れると元には戻れないレベルなので、自作PCを組むならぜひ導入して欲しい。PS3やPS4の換装用にもどうぞ。
Nukkato 厳選SSD・HDD
今回はこれを選んでおけば間違いないというモデルを選定したので、参考にして欲しい。
コスパ最強SSD!
Crucial MX300 275GB / 525GB / 1TB / 2TB
昔からコストパフォーマンスの高さに定評のあるMicron社のCrucialシリーズ。秒間530MBの高速リードなどトップクラスの性能を持ちながら、信頼性が高いMarvel社の第5世代コントローラを採用している。また、256GBの他社のモデルよりもやや多い275GBと容量単価が安いのが特徴。ベンチマーク上では560MB/sなどの製品もあるが、ここまで性能が上がってしまうと体感できないことが多いので、個人的には少しでも容量が多い方がいいと思う。「Dynamic Write Acceleration」というNANDフラッシュメモリの一部をSLCキャッシュとして使用する機能や、データ破損を防止する「Exclusive Data Defense」という技術など高い耐久性を持つ。
GOOD
・コストパフォーマンスが非常に高い。安くて大容量で高性能。
・高信頼のMarvell製第5世代コントーラ「88SS1074」を搭載。
・3D TLC NANDフラッシュメモリ採用。
・1日120GB書き込んでも5年間使えるほどの耐久性がある。
仕様
ここでは標準的な525GBモデルのスペックの詳細。インターフェースはSATA3.0 (6Gbps)。Micron 3D TLC NANDフラッシュメモリ対応。コントローラはMarvell 88SS1074。読み出しは530MB/s、書き込みは510MB/s、ランダム・最大読み出しは92,000IOPS、書き込みは83,000IOPS。平均故障間隔は150万時間。保証は3年間。書き換え可能容量は220TB(1日120GB×5年間相当)。型番はCT275MX300SSD1(275GB)、CT525MX300SSD1(525GB)、CT1050MX300SSD1(1TB)、CT2050MX300SSD1(2TB)の4種類。
1秒間に3GB!爆速SSD
Samsung SSD 960 EVO 250GB / 500GB / 1TB
とにかく速さにこだわりたい人におすすめのM.2規格NVME対応のSSD。対HDD比で圧倒的な速さを誇る。また一般的なSSDと比べると、ベンチマーク上では6倍ほど速く、ゲームのロード時間などが最大で10%ほど速くなる。データ移行ソフトも優秀でスムーズなOS移行ができる。ただし、容量単価が高く、そのままM.2規格に装着する場合は発熱対策をした方がいいなど、欠点も持つので上級者向け。
GOOD
・素晴らしいベンチマーク上のスコア
・データ移行ソフトが優秀
・SSDからSSDへのデータ移行が爆速
BAD
・価格が高い
・SSDからの移行だとスピードを体感しにくい
仕様
型番はMZ-V6E250B/IT(250GB)、MZ-V6E500B/IT(500GB)、MZ-V6E1T0B/IT(1TB)の3種類。1TBモデルの方がキャッシュメモリ、書き込み速度、耐久値、消費電力が少し高いが、性能差はあまりないのでここでは割愛して250GBのスペックを載せる。インターフェースはPCIe3.0×4(32Gb/s)、NVMe1.2対応。M.2(Type 2280)規格。Samsung V-NAND フラッシュメモリ対応。Samsung製コントローラ、キャッシュメモリは512MB。読み出しは3,200MB/s、書き込みは1,500MB/s、4KBランダム・読み出しは14,000IOPS、書き込みは50,000IOPS、4KBランダム・読み出しは380,000IOPS、書き込みは360,000IOPS。平均故障間隔は150万時間。消費電力は5.7W、アイドル時は40mW。付属ソフトウエアはSamsung Magician Software。保証は3年間。
安くて大容量の定番モデル
Western Digital WD Blue 2TB / 3TB / 4TB / 6TB
安くて大容量なので、HDDもデータ保存用ドライブとしてまだまだ現役。SSDよりも長期保存に向いているので、動画や音楽など容量が大きいものはHDDに入れておこう。HDDはメーカーや製品による性能差は大きくない。高くて良い製品でも個体差によって壊れる時は壊れるものなので、消耗品と割り切って安いモデルを買うのがいいだろう。現在は4TBモデルが1万円を切るお手頃価格なのでおすすめ。
この製品はコストパフォーマンス重視のWD Blueシリーズ。静かで低消費電力、低発熱が特徴。5400rpmなので7200rpmのHDDよりもやや速度が落ちる場合があるが、基本的にアプリの起動などはSSDに入れると思うので、問題ないだろう。それよりも静かでエコな方がメリットが多いので、こちらがおすすめ。メーカーはWESTERN DIGITALとSEAGATEが2大巨頭。24時間365日稼働のNAS用としてWD Redシリーズがあるなど、個人的にはWESTERN DIGITALが好きだけど、安かったらSEAGATE製を買ってもいいと思う。
まとめ
コストパフォーマンス重視ならCrucial MX300 275GB
とにかく高性能なものがいいならSamsung SSD 960 EVO 250GB
動画や音楽などデータ保存用が欲しいならWestern Digital WD Blue 4TB