おすすめグラフィックボード NVIDIA編 2014年最新版
NVIDIAの最新ビデオカードをまとめました。画像はNVIDIAより。
AMDのグラボはShadowPlayが使えないため、プレイ動画を録画してフラグムービーを作る人や、にこ生などの配信をする人はNVIDIA製のグラフィックボードの方がおすすめ。
おすすめビデオカード
予算によって性能は変わるので、自分が出せる金額の範囲で決めるといいです。
最新のゲームをやりたいなら、値段的におすすめなのはGTX760。ストレスなくゲームをやりたいならGTX770がおすすめ。
GTX 750
メーカー | 型番 |
ZOTAC | ZTGTX750-1GD5R01 |
MSI | N750-TF-1GD5/OC |
GIGABYTE | GV-N750OC-1GI |
ASUS | GTX750-PHOC-1GD5 |
GTX750のリファレンスは1020~1085MHz。Maxwell/GM107/28nm。
新世代のアーキテクチャ"Maxwell"を採用したGPU。一般向けで一番最初のMaxwellがGTX750(ti)であるため、GTX760などとはまた違う構造(アーキテクチャ)です。
MaxwellはKeplerに比べて、コアあたりの性能が1.3倍になり、消費電力あたりのパフォーマンスが2倍になりました。消費電力が非常に低いため、これとほぼ同じ性能のRADEON製グラフィックボードを買うよりは、こちらの方がおすすめです。
性能的にはGTX650tiやR7 260以上、GTX650ti BoostやR7 260X以下といった感じ。また、GTX750ti比で90%くらいです。
僕個人の意見でいうと、MMOやFPSなどのネットゲームをするなら、最低限これくらいのビデオカードは積んでおきたいかなって感じの性能です。
メーカー製のパソコンを使っている場合でも、補助電源なしなので、取替え可能なのもいい所。ネットゲームをする気なかったけど、ハマっちゃって、もっと性能が欲しいって人は中を開けて付け替えるのもいいですね。
GTX750ti
メーカー | 型番 |
ZOTAC | ZTGTX750TI-2GD5R01 |
MSI | N750Ti-TF-2GD5/OC |
GIGABYTE | GV-N75TOC-2GI |
ASUS | GTX750TI-OC-2GD5 |
セミファンレス | STRIX-GTX750TI-OC-2GD5 |
GTX750tiのリファレンスは1020~1085MHz。Maxwell/GM107/28nm。
性能的にはGTX 650ti BoostやR7 260X以上、GTX660やR7 265以下って感じ。また、GTX750比で110%くらいです。
値段もGTX750とあまり変わらないので、余裕があるならGTX750tiにしちゃいましょう。これもメーカー製に無理矢理取り付け可能です。その消費電力の低さから、重い3Dゲームをしない人にも大人気のビデオカードです。
GTX760
メーカー | 型番 |
ZOTAC | ZTGTX760-2GD5FF14R04 |
MSI | N760GTX Twin Frozr 4S OC V2 |
GIGABYTE | GV-N760WF2OC-2GD |
ASUS | GTX760-DC2OC-2GD5 |
GTX760のリファレンスは980~1033MHz。Kepler/GK104/28nm。
手が出しやすい値段で、多くの人が満足できる性能なので、一般向けには一番おすすめのGPU。
このクラスを3年ごとくらいに買い換えるのが一番いいでしょう。
性能的にはGTX660tiやR9 270X以上、GTX670やR9 280以下といった感じ。また、GTX770比で80%、GTX750ti比で120%くらいです。
GTX 770
メーカー | 型番 |
Gonnabies | GTX770 GDDR3 |
ZOTAC | ZTGTX770-2GD5R01 |
GIGABYTE | GV-N770OC-2GD |
ASUS | GTX770-DC2OC-2GD5 |
GTX770のリファレンスは1046~1085MHz。Kepler/GK104/28nm。
ほとんどのゲームをストレスなくできるレベルのGPUです。ただ、これ以上になってくると予算あたりの性能がどんどん悪くなってきます。
FPSやMMOを本気でやりたい人におすすめです。AVAでは常時200FPS出るレベル。
性能的にはGTX680以上で、R9 280Xといい勝負って感じ。また、GTX760比で120%、GTX780比で80%くらいです。
個人的には、普通のゲーマーがグラフィックボードに出せる値段はこれくらいが限度かなと思います。というのも、これより上の性能を求める人は、あんまり実用的じゃないというか、特殊な趣味を持ってる人と言えます。
3枚以上のモニター+超高解像度でやりたい人やベンチマークでニヤニヤしたいとか、そういった類。
GTX780
メーカー | 型番 |
ZOTAC | ZTGTX780-3GD5AMPFF14R04 |
ELZA | GD780-3GERXS |
GIGABYTE | GV-N780OC-3GD REV2 |
ASUS | POSEIDON-GTX780-P-3GD5 |
MSI | N780GTX Twin Frozr 4S OC V2 |
GTX780のリファレンスは863~900MHz。Kepler/GK110/28nm。
性能は申し分ないですが、お値段もそれなりです。
これ以上のGPUは超高解像度でゲームをしたい人やベンチマークをぶん回したい人向けです。
性能的にはR9 290といい勝負って感じ。また、GTX770比で120%、GTX780ti比で90%くらいです。
GTX780ti
メーカー | 型番 |
ZOTAC | ZTGTX780TI-3GD5R02 |
ASUS | GTX780TI-DC2OC-3GD5 |
GIGABYTE | GV-N78TOC-3GD |
MSI | N780GTX-Ti Twin Frozr 4S OC |
GTX780tiのリファレンスは875~928MHz。Kepler/GK110/28nm。
性能はR9 290Xといい勝負って感じ。また、GTX780比で110%くらいです。
GK110のフルスペック版になります。GTX TITANよりも安いので、ゲーム用途ならこちらの方がいいでしょう。
ただTITANとは違って、DPフルスピードモードには対応していないため、Teslaの代用にはなりません。あくまでゲーム用と割り切りましょう。価格は2014/11/04時点の最低価格です。
スペック比較
ミドルレンジ
スペック | GTX 750 | GTX 750ti |
価格 | 12000円~ | 15000円~ |
シェーダ プロセッサ |
512 | 640 |
定格 クロック(MHz) |
1020Mhz | 1020Mhz |
Boost クロック(MHz) |
1085Mhz | 1085Mhz |
メモリクロック | 5000Mhz | 5400Mhz |
メモリインター フェイス |
128bit | 128bit |
メモリ バス幅(GB/s) |
80GB/s | 86.4GB/s |
メモリ容量 | 1GB/2GB | 2GB |
消費電力(TDP) | 55W | 60W |
外部電源 | なし | なし |
最低限 必要な電力 |
300W | 300W |
GTX750tiとGTX760の差はけっこう大きいです。750ti以下は補助電源なしで消費電力をできるだけ抑えたい人向け。
ミドルレンジ~ハイエンド
スペック | GTX 760 | GTX 770 |
価格 | 25000円~ | 25000円~ |
シェーダ プロセッサ |
1152 | 1536 |
定格 クロック(MHz) |
980 | 1046Mhz |
Boost クロック(MHz) |
1033Mhz | 1085Mhz |
メモリクロック | 6008Mhz | 7010Mhz |
メモリインター フェイス |
256bit | 256bit |
メモリ バス幅(GB/s) |
192.26GB/s | 224.3GB/s |
メモリ容量 | 2GB/4GB | 2GB/4GB |
消費電力(TDP) | 170W | 230W |
外部電源 | 6pin x2 | 6pin+8pin |
最低限 必要な電力 |
500W | 600W |
760と770の性能差も大きいです。ただし、値段の差もわりとあります。
ハイエンド~ウルトラハイエンド
スペック | GTX 780 | GTX 780ti |
価格 | 47000円~ | 62000円~ |
シェーダ プロセッサ |
2304 | 2880 |
定格 クロック(MHz) |
863Mhz | 875Mhz |
Boost クロック(MHz) |
900Mhz | 928Mhz |
メモリクロック | 6008Mhz | 7000Mhz |
メモリインター フェイス |
384bit | 384bit |
メモリ バス幅(GB/s) |
288.3GB/s | 336GB/s |
メモリ容量 | 3GB | 3GB |
消費電力(TDP) | 250W | 250W |
外部電源 | 6pin+8pin | 6pin+8pin |
最低限 必要な電力 |
600W | 600W |
ハイエンド以上だと、どうしてもコストパフォーマンスは落ちます。
まとめ
グラフィックボードの予算が1万~2万円ならGTX750やGTX750ti。
2万~3万円ならGTX760。
3万~4万円ならGTX770。
できるだけ高性能なものがいい人はGTX780やGTX780tiを選ぶといいでしょう。