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【2019年/令和】厳選!おすすめゲーミングマウスパッド3選

ゲーミングデバイス

おすすめのゲーミングマウスパッドを厳選した。最近のマウスパッドは端が光ったり、充電ができたり、机全体を覆う超大型パッドが出たりとマウスを滑らせるだけの存在ではなくなってきている。FPSの根幹とも言えるAIMに直接左右する非常に重要なデバイスなので、自分に合うマウスパッドを見つけよう。今回はFPS歴10年の僕が「これを選んでおけば間違いない」と選定したモデルばかりなので参考にしてほしい。

ゲーミングマウスパッドの選び方

超大型マウスパッドが流行

最近は机ごと覆うほどの超大型マウスパッドが人気だ。キーボードの下にも引けるので統一感が出る上、左手のクッションにもなるため手首にも優しい。各言う僕もそのひとりで、現在はSteelseries QCK XXLを使っている。僕は振り向き15センチのミドルセンシから振り向き30センシのローセンシまで、その時メインでやるゲームによって変えているのだが、その幅広いセンシにも対応できているので使いやすい。さらにはマウスパッドを変えたくなったときには、この超大型マウスパッドの上にArtisanやZOWIEのものを置いて使用できるので便利なのだ。使い込んで滑りが悪くなった時には、マウスパッド自体を逆さにして元々キーボードを置いていた方を使えば、新品の状態で2回使えるのでお得にもなる。大は小を兼ねるというのがマウスパッドの世界である。

七色に光るRGBモデルも続々
最近はメーカー各社からマウスパッドの端が七色に光るモデルも続々と登場している。「なぜ光らせる必要があるのか」という意見もあるだろうが、百聞は一見に如かず、一度使ってみてほしい。綺麗に七色に発色するだけで驚くほどテンションが上がるのだ。楽しくプレイすることこそゲームの本質。自分の気持ちを盛り上げてくれるデバイスの存在はありがたい。キーボードやマウスも七色RGBモデルを揃えるとなおいいだろう。

布製品が大多数

ゲーム用のマウスパッドの素材は基本的に布とプラスチックの2種類だ(他にもありはするが使用者が少ないため割愛)。下記にそのふたつの素材の特徴を列挙したが、ユーザーのほとんどは布製を使っているという事実がある。気になるならプラスチックも一度は使ってみてもいいかもしれないが、しばらく使ってみて合わないと思ったら即布製に戻していいと思う。僕も一度は試した経験があるのだが、止めにくすぎて断念した。特にスナイパーなど正確なAIMが求められる場合に顕著だった印象。そしてプラスチックの製品数は減少の一途をたどっていて、選択肢自体が少ない。ユーザー数も製品数もごくわずかなのである。SteelseriesやBenQ ZOWIE、Artisanなどの名だたるメーカーの色んな布製を使ってみてから、最後にプラスチックに手を出してみたらいいのではないかなと思う。止めにくい分、要求されるAIM力が高く、マッチする人が少ないのだ。もっと言うなら布製品の中にもプラスチック並みの滑りを持つものもある。というわけで今回は万人向けの布製品にしぼって紹介している。

布製品の長所と短所
〇止めやすい。AIMは速さよりも正確性の方が求められることが多い。
〇手首に優しい。柔らかいので長時間のプレイもしやすい。
〇暖かい。冬の手の冷たさは異常。
×汚れやすい。ほこりや汚れで滑りに影響も。
×耐久性が低いので定期的な買い替えが必要。
×繊維の方向で滑り方が違うことがある。
×湿気が多いと滑りにくくなる。雨の日や梅雨の時期など。

プラスチックの長所と短所
〇かなり滑りやすい。
〇耐久性が高い。汚れてもさっと拭ける。
〇湿気に左右されない。布のように滑りが悪くならない。
×とにかく止めにくい。正確なAIMがしにくい。
×表面が硬いので手首を痛めやすい。
×マウスソールが削られまくる。
×冬は冷たい。

マウス感度で選ぶ

マウスパッドは大きさと滑りによってどれが自分に合っているか選ぶ必要がある。下記に目安を書いたので参考にしてくれれば。机は広ければ広いほどいい。

●ハイセンシ=ゲーム内で180°の振り向きが10センチ以下の人。大きさは一番小さいものでもかまわない。表面は一番止まりやすいものを選ぼう。基本的に手首でAIMするので痛めないようにクッション性の高いものがいい。つまり、よく止まる布製と一番相性がいい。Steelseries QCKやBenQ ZOWIE G-SRなど。動かす範囲が狭い分、一番お金がかからない。ただし、AIMが非常にシビアなため、マウスやマウスパッドが変わったりすると慣れるまで時間がかかりやすい。AIMのセンスがある人なら最強になれる一方で、一般人だと細かなAIMができない分、スナイパーなどには向きにくい。

◆ミドルセンシ=ゲーム内で180°の振り向きが11~20センチ以下の人。大きさは横30センチ~45センチが目安だが、もっと大きいものを買ってもかまわない。よく止まる布製と相性がいいものの、ある程度滑りやすいものも選択肢に入ってくる。ハイセンシほどAIMがシビアではないため、マウスとパッドが変わっても対応は比較的はやいので色々試してみよう。定期的なマウスパッドの交換は必要なものの、頻度はそこまで多くない。

▼ローセンシ=ゲーム内で180°の振り向きが21センチ以上の人。ほとんどのプロゲーマーに当てはまる。大きさは横45~90センチの一番大きいもの。自分が止められる範囲で滑りやすいものを選ぼう。プラスチック製も人によってはありだろう。腕AIMがやりやすく、マウスとパッドが変わっても慣れるのが早くて環境変化に強い。ゲームを変えても安定したAIMを維持しやすいのだ。ただし、横幅の大きいものが必要な分、お金がかかり、定期的な買い替えも必要。

大手メーカーの特徴

〇Steelseries:世界で一番売れている布製マウスパッド「Steelseries QCK」シリーズを手掛ける最大手。古くからマウスパッド業界に参入しており、圧倒的な安さと止めやすさを武器に初心者からプロゲーマーまで多くのファンがいる。主にマウス、マウスパッド、ヘッドセット、キーボードを開発している大手ゲーミングデバイスメーカー。

▽BenQ ZOWIE:プロゲーマーのためのゲーミングデバイスを開発することを基本的な考えとする大手メーカー。マウスパッド業界には古くから参入はしていたものの、あまり目立ってはいなかったが、「BenQ ZOWIE G-SR」がプロゲーマーの間で大ヒットしたことで急速に勢力を伸ばした。主にマウス、マウスパッド、液晶モニターを手掛ける大手。

□Artisan:「世界最高のマウスパッドを作る技術は日本にある」と豪語する国内唯一のゲーミングマウスパッド専門会社。この会社の社長(開発者)が超強烈で「いつまでユーザーは品質が良くない海外製マウスパッドを喜んで使っているのか」「そろそろSteelseries QCKからは卒業してもいいんじゃないの」など歯に衣着せぬ発言を多く残している。それだけのことを言えるほどの技術とこだわりを持っており、大きさや硬さなどを選べるゲーミングマウスパッドの種類は実に72種類以上。ユーザーにぴったりなマウスパッドが選べるようになっている。布製マウスパッドの編み方や中間層の硬度、においなど細部までこだわった日本の高品質な技術が詰め込まれている。ただ、種類が多すぎるあまり「どれを選べばいいのかわからない」のが悩みの種となっている。そのうちインタビューする予定。

●RAZER:デザインが派手なゲーミングデバイス専門メーカー。どでかい印刷が入ったマウスパッドや端っこを光らせたりと男心をくすぐるのが上手い。ゲーミングデバイスに最初期から参入している古参メーカーで「Razer Goliathus」などのマウスパッドも売れてはいるが、最近はあまり勢いがない印象。主にマウス、マウスパッド、ヘッドセット、キーボードを扱う。

▼Logicool:巨額の資金で幅広くパソコン周辺機器を展開するメーカー。他社では考えられないほど近未来的な環境で開発を行っており、ひとつの製品を何千回も徹底してテストすることが知られている。マウスパッド分野ではあまり目立ってはいなかったが、マウス分野の大躍進に牽引される形で最近ユーザーが増え始めた。主にマウス、マウスパッド、キーボード、ヘッドセットを扱う。

臭いマウスパッドの原因は?

Artisanの社長談(小林敏博氏)
「臭くなる原因は作り方の問題。日本では10分かける工程を中国だと5分で済ませる。なぜかと言えば、工程を短くすれば効率よく生産できてコストを抑えられるから。加硫剤を大量に投与している。これは硫黄や過酸化物からなるもので臭いが強い。日本の連泡ゴムならこんな臭いはしない。つまり、開けたときにやばい臭いがするのはおすすめできない。こんなマウスパッドを有り難がって使ってるんじゃないよと言いたい。ユーザーはもっとメーカーに言うべき。誰も何も言わないから改善されない。正直、中国の工場で作ったものは何が入っているか分からない。」

Nukkato厳選マウスパッド

原点回帰の鬼

900円~
Steelseries QCK

圧倒的なブランド力により、世界で一番売れているマウスパッド。大手ゲーミングメーカーの中で一番安く手に入るゆえ、多くのゲーマーが一番最初に買うマウスパッドとなっている。つまり、マウスパッドの基本形とも呼べるもので、これを基準に他のマウスパッドは滑るか止まるか評価される。多くの人を惹きつけるだけの魅力があり、僕も何回か他社製のマウスパッドに浮気するも、また戻ってしまったという経緯がある。安さ、幅広い種類、圧倒的止めやすさ、シンプルなデザインはこの帰巣本能をくすぶる続けるのである。QCK Edgeシリーズは2018年末発売の最新モデルでマウスパッド端がもつれないように加工されたモデル。Prismは端っこが光るRGBモデル。

長所と短所
〇他社では追随できない価格の安さ。
〇圧倒的止めやすさ。振り向き4センチのウルトラハイセンシでも狙いやすい。
〇種類が多い。ゲームキャラやチームのロゴ入りもある。
〇一番人気で使用者が多い。普段使いにも。
×開封後はくさい。

全体的な性能
・価格の安さ=☆☆☆☆☆
・止めやすさ=☆☆☆☆☆
・滑りやすさ=☆☆☆
・端の丈夫さ=☆☆☆☆☆(2018年に改善)

通常モデル
QCK mini=ハイセンシ(横25cm、縦21cm、厚さ2mm)
QCK Edge Medium=ミドルセンシ(横32cm、縦27cm、厚さ2mm)
QCK Edge Large=ローセンシ(横45cm、縦40cm、厚さ2mm)
QCK Edge XL=ウルトラローセンシ(横90cm、縦30cm、厚さ2mm)

光るRGBモデル
QCK Prism Cloth Medium=ミドルセンシ(横32cm、縦27cm、厚さ4mm)
QCK Prism Cloth XL=ウルトラローセンシ(横90cm、縦30cm、厚さ4mm)

光る特殊モデル(布とプラスチックのリバーシブル、マウスパッド交換可能)
QCK Prism=ミドルセンシ(横35.6cm、縦29.2cm、厚さ8mm)

プロゲーマーで大流行

3,900円~
BenQ Zowie G-SR

プロゲーマー、とりわけ超AIMが必要とされるCSGOのプロに大人気なのがこのZOWIE G-SRだ。非常に止めやすいので繊細なAIMが可能で、ハイセンシの人でも扱いやすい。裏地は新開発の柔らかいラバー素材になっており、完全に平面になるためマウスが操作しやすく、マウスパッド自体がずれにくくなっている(100%フルフラット、ラバーベース)。価格がやや高いけれども、信頼性が高いので確実なものが欲しい人におすすめだ。

長所と短所
〇非常に止めやすい。ハイセンシでも狙いやすい。
〇プロゲーマーに人気という確かな実績がある。
〇裏地が新開発のラバー素材により、完全平面とずれにくさを両立。
×大きさのわりに価格が高い。他社製と比べると一回り分高い。
×開封後はくさい。
×机全体を覆う横90センチのモデルやパッド端が光るRGBモデルはない。

全体的な性能
・価格の安さ=☆
・止めやすさ=☆☆☆☆☆
・滑りやすさ=☆☆☆☆
・端の丈夫さ=☆☆☆☆☆

大きさと種類
BenQ Zowie G-SR 大=ローセンシ(横48cm、縦40cm、厚さ3.5mm)
BenQ Zowie G-SR 小=ミドルセンシ(横35.5cm、縦31.5cm、厚さ3.5mm)

世界最高の技術が日本に

3,000円~
Artisan Ninja FX 疾風 甲

「世界最高のマウスパッドを作る技術は日本にある」と豪語するのがArtisan。マウスパッドの表面はもちろんのこと、裏地の滑りにくさや中間層の硬度など細かいこだわりを日本の最高レベルの技術力でつなぎあわせた製品が魅力。小さな会社なので大手ほどの資金力での広告は出せないが、世界一と言えるほどの製品を作っているのは紛れもない事実である。ひとつの製品に時間をかけられるのでマウスパッドが臭くならないのも他社にはないメリット。

8種類の表面・3種類の中間層硬度、3種類の大きさから選べる。つまりは72種類のマウスパッドがあるのだがその中でもおすすめなのが一番新しい最高グレードのモデル(フラグシップハイエンド)である「疾風 甲(ハヤテ)」だ。軽快に滑り、初動が軽いながらも高精度に止めることができる。中間層は一番柔らかいXSOFTがおすすめで日本人に一番人気だ(体格がいい外国人は硬いものを好む)。2018年に開発された「Ninja FX」シリーズは従来の欠点であったマウスパッドの粘着感や硬い端(エッジ)、ほつれを解消したモデル。端っこをロック縫製(ステッチ加工)することにより、大きく使いやすさが向上した。

長所と短所
〇よく止まりながらも軽い滑りで操作しやすい。初動が速い。
〇縦と横の滑りの差が小さい。
〇巻き癖が付きにくく、平面に近いのでマウス操作しやすい。
〇開封後でも臭くない。
×やや高い。
×机全体を覆う横90センチのモデルやパッド端が光るRGBモデルはない。

全体的な性能
・価格の安さ=☆☆
・止めやすさ=☆☆☆☆☆
・滑りやすさ=☆☆☆☆
・端の丈夫さ=☆☆☆☆☆

製品仕様
・表面(滑走面):ポリエステルの専用特殊織
・中間層:特殊構造の単泡フォーム。巻きグセがつきにくい。
・裏地(ソール):吸盤構造により、本体がずれない。

大きさと種類
Artisan NINJA FX 疾風 甲 XSOFT M=ミドルセンシ(横32cm、縦23.5cm、厚さ4mm)
Artisan NINJA FX 疾風 甲 XSOFT L=ローセンシ(横42cm、縦33cm、厚さ4mm)
Artisan NINJA FX 疾風 甲 XSOFT XL=ローセンシ(横49cm、縦42cm、厚さ4mm)

2019年ノミネート

Razer Goliathus Cosmic:ユーザー数が増えない。派手好きにはいい。
Logicool G640:自社製のマウスと一番相性がいいこと、ローセンシをターゲットにしたことが功を奏して最近ユーザー数が増えてきたものの、まだユーザー数はそこまで多くない。巨大企業なので今後に期待。

まとめ

・安くて止めやすいものならSteelseries QCK mini
・プロゲーマー御用達モデルならBenQ Zowie G-SR 小
・滑りやすくも止まる信頼の日本製ならArtisan NINJA FX 疾風 甲 XSOFT M

Posted by てんせんか