おすすめパソコン(PC)ケース 2017年
2017年のおすすめPCケースをまとめました。最近は全く音のしない静音PCケースが流行りです。
1万円以下
PCケースはかなり長く使うため、自作PCをするなら、最低でもこれくらいの予算はかけたいところ。5,000円クラスと10,000円クラスでは、組みやすさやメンテナンスのしやすさがかなり違う。自作PC初心者の人は特に、5,000円クラスの見た目がいいものを選んでしまいがちなので、注意してほしい。というのも、僕の初自作が5000円クラスのZALMAN Z9 PLUSで、あとあとかなり後悔したからなのだが・・・
コスパ高い!静音重視の最新型
コストパフォーマンスが高い、Antecの静音型最新ケース。基本は静音志向のPCケースながら、ファンを増設したり、付属のメッシュパネルに換えれば冷却型にもなる、万能型。完成されたケースながら、1万円以下で手に入る。大人気のPCケース「Antec P100」と並ぶ定番ケースと言える。
GOOD
・コストパフォーマンスが高い。
・二重構造の遮音パネルなど、静音性が高い。
・静音重視モデルながら、ファンを増やせば冷却型へ。
・スライド式防塵フィルタなど、メンテナンス性が高い。
・最大430mmのグラフィックボードに対応。
・最大165mmの高さのCPUクーラーを搭載可能で、拡張性が高い。
BAD
・見た目がイマイチ。
製品仕様
対応マザーボードはATX、microATX、Mini-ITX。対応CPUクーラーは高さ165mmまで。対応グラフィックスボードは430mm。保証は2年間。大きさは横幅が210mm、高さが515mm、奥行きが528mm。対応電源は180mmまでのATX 12V。対応ラジエーターは前面が120~240mm、上面が240~360mm。重さは9.1kg。裏配線スペースは20mm。ドライブベイは外部5.25インチが3つ、内部3.5/2.5インチ共用ベイが8つ。拡張スロットは8。付属ファンは、前面120mmファンが2つ、背面120mmファンが1つ。どちらも700rpm〜1,100rpmモデル。搭載可能ファンは、上面が140mmファン2つまで、前面は120mmファン2つ、背面は120mmファン1つ、下面は120mmファン1つ。前面ポートはUSB 3.0が2つ、USB 2.0が2つ、マイク端子が1つ、ヘッドホン端子が1つ。
1万5千円以下
一番おすすめ!静音万能型の定番
圧倒的人気を誇る静音型万能PCケース。基本構造は静音重視だが、カスタマイズすることで冷却重視にもできる。見た目がスタイリッシュなのも人気のひとつ。とにかく、現在はこれを買っておけば間違いないと言えるので、非常におすすめ。
GOOD
・静音性が非常に高いモデルながら、ファンを増やせば冷却型にもなる。
・最大440mmのグラフィックボードに対応(ほぼすべてのGPUを搭載可)。
・最大180mmの高さのCPUクーラーを搭載可能で、拡張性が高い。
・ケース内のドライブケージを外すことが可能で、自分好みにできる。
・付属ファンが優秀で、低騒音ながら冷却力が高い。
・低・中・高の3速式ファンコントローラー付属(最大3基)
・スタイリッシュな外観で人気のモデル。
・付属の結束バンドやトップパネルの取り外しなど、R5の新機能。
BAD
・前モデルよりやや高くなった。
・本体重量がやや重い。
製品仕様
対応マザーボードはATX、microATX、Mini-ITX。対応CPUクーラーは高さ180mmまで。対応グラフィックスボードは440mmまで。大きさは横幅が232mm、高さが521mm、奥行きが451mm。対応電源は300mmまでのATX 12V。重さは11.2kg。裏配線スペースは35mm。ドライブベイは外部5.25インチが2つ、内部3.5/2.5インチ共用ベイが8つ、内部2.5インチが2つ。拡張スロットは横7段。付属ファンは、前面140mmファンが1つ、背面140mmファンが1つずつ、どちらもDynamic GP14の1,000rpmモデル。搭載可能ファンは、上面120/140mmが3つまでで、240/280mm 水冷ラジエータが取り付け可能。前面は140mmファン1つと120/140mmファン1つの合計2つ。背面は140mmファン2つ、底面は120/140mmファン2つ、側面は140mmファン1つを取り付け可能。前面にファンコントローラーを搭載し、簡単に速度を変更可能で、最大3個までのファンを制御可能。前面ポートはUSB 3.0が2つ、USB 2.0が2つ、マイク端子が1つ、ヘッドホン端子が1つ。保証は1年。
超小型PCケースの決定版
メンテナンス性、冷却性が高い超小型PCケースの完成形とも言えるPCケース。小型ケースは場所を必要としないかわりに、内部が狭いので拡張性が低く、組み込みにくいのが従来のケースだった。しかし、このケースはメンテナンス性が高く、大型CPUクーラーやビデオカードも組み込める。最近は省電力化が進んでおり、小型のビデオカードでも十分な性能を持つものが販売されているので、ゲーマーにもおすすめだ。水色、白色、黒色の3種類から選べる。
GOOD
・ケース自体が開く構造なので、メンテナンス性が高い。
・隅々までいじれるので、組みやすい。
・Mini-ITXなので、場所を取らない。
・大きなCPUクーラーやビデオカードを組み込める。
・フロントパネル裏に120mmファンを増設可能。
BAD
・静音化しにくい。
製品仕様
対応マザーボードはMini-ITX、Mini-DTX。対応CPUクーラーは高さ180mmまで。対応グラフィックスボードは210mm。対応電源はATX 12V(200mmまで)。重さは2.5kg。大きさは、横幅が280mm、高さが371mm、奥行きが303mm。ドライブベイは、内部3.5インチが2つ、内部2.5インチベイが2つ。拡張スロットは2つ。付属ファンは、背面120mmファンが1つ。水冷キットも搭載可能。前面ポートはUSB 3.0が2つ、マイク端子が1つ、ヘッドホン端子が1つ。別売りのQbee 03ファンキットを買えば、前面に120mmファンを増設可能。
まとめ
・予算が1万円以下ならAntec P9
・予算が1万5千円以下ならFractal Design Define R5
・小さいPCを組みたいならDirac Qbee 03