おすすめFPSゲーミングモニター
FPSやRTSなどのeSPORTSで有利な120Hzモニターや144Hzモニターをまとめました。画像はVG248QE。
2014/7/13時点です。時期によって価格が上下するので、おすすめと書いてなくても、安いと思ったら買うのもありです。
スマホで見るならFPSにおすすめの120Hz・144Hzモニター 比較が表なしで見やすいです。
また、これを見る前に120Hzモニター、144Hzモニターとは?メーカーの選び方と機能の解説を見るとわかりやすいと思います。
おすすめの144Hzモニター
BenQ XL2411Z
とにかく安いのがいいならこれ。
名称 | BenQ XL2411Z |
画像 | |
価格 | 32,800円 (2014/7/13) |
液晶 | 解像度は1920×1080、TNパネルのノングレア |
大きさ | 24型 |
応答速度 | 1ms (GtG) |
スピーカー | なし |
接続端子 | HDMI 1.4 x1,DVI-DL、D-Sub |
機能① | 暗くて見えにくい場所を明るく表示できるBlack eQualizer機能 |
機能② | 目が疲れにくいフリッカーフリー+ブルーライト低減+残像が少ない画面。 |
機能③ | リフレッシュレートを100/120/144Hzで自動的に変更して、より滑らかな表示が可能。 |
長所 | 安い、応答速度が速い、FPSで役立つ2つの機能、24型でFPSをするにはちょうどいい |
短所 | DisplayPortがないため、Adaptive-Syncにも非対応。 |
その他 | LightBoost、NVIDIA 3D VISION 2対応 |
G-SYNC | 非対応 |
BenQ XL2420Zとの違いは、S.Switchがない・DisPlayportがない・HDMIが1つ少ない・USB2.0がないことです。
BenQはプロゲーマーにもよく使われるメーカーということで、安心感もあるでしょう。
ASUS VG248QE
将来性や総合的なパフォーマンスが欲しいならこれ。
名称 | ASUS VG248QE |
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価格 | 35,024円 (2014/7/13) |
液晶 | 解像度は1920×1080、TNパネルのノングレア |
大きさ | 24型 |
応答速度 | 1ms (GtG) |
スピーカー | あり |
接続端子 | DisplayPort、HDMI、DVI-D、ヘッドフォン |
機能 | AIMポインタ、タイマーを表示可能 |
長所 | 一番安い、応答速度が速い、G-SYNC対応可能、24型でFPSにはちょうどいい、スピーカー付き |
短所 | しいて言えばAIMポインタが使いにくいこと |
その他 | LightBoost、NVIDIA 3D VISION 2対応 |
G-SYNC | 専用キットで対応可能 |
専用キットを使えばG-SYNC対応にできます。入手がちょっと大変だけど。
今はその気がなくても、後で必要になってきた時にできるのと、できないのでは大きな違いです。
PHILIPS 242G5DJEB/11
配信するならこれかBenQ XL2420Z。
名称 | PHILIPS 242G5DJEB/11 |
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価格 | 32,641円 (2014/7/13) |
液晶 | 解像度は1920×1080、TNパネルのノングレア |
大きさ | 24型 |
応答速度 | 1ms (GtG) |
スピーカー | なし |
接続端子 | DisplayPort 1.2、USB 3.0 x 4、MHL-HDMI、HDMI、DVI、D-Sub |
機能① | 暗いところも明るく見やすくできるFPSモード搭載 |
機能② | 簡単にFPSモードに切り替えられる付属のスイッチ「Smartswitch」 |
長所 | 安い、FPSに便利な2つの機能がついている(特にSmartswitch)、応答速度が速い、24型でFPSにはちょうどいい、接続端子が多い |
短所 | LightBoost、NVIDIA 3D VISION 2には非対応 |
G-SYNC | 非対応 |
値段が安くて高機能です。BenQにこだわりがなければ、こちらを選ぶのもありです。
iiyama ProLite G2773HS-GB2
安くて大きいのが欲しいならこれ。
名称 | iiyama ProLite G2773HS-GB2 |
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価格 | 34,783円 (2014/7/13) |
液晶 | 解像度は1920×1080、TNパネルのノングレア |
大きさ | 27型 |
応答速度 | 1ms (GtG) |
スピーカー | あり |
接続端子 | DVI-D、HDMI、D-Sub |
長所 | 27型では一番安い、応答速度が速い、スピーカー付き |
短所 | LightBoost、NVIDIA 3D VISION 2には非対応 |
G-SYNC | 非対応 |
27型で一番コストパフォーマンスがいい144Hz液晶モニターです。(2014/6/19)
その他の120Hzモニターと144Hzモニター
特におすすめはしませんが、現在日本で売られている上記4つ以外のゲーミングモニターを表にしました。
型落ちや高すぎるものが多いですが、やっぱり気になると思うので。
名称 | 価格 | 気になる点 |
(2014/7/13) | ||
BENQ XL2420Z | 46,542円 | 最新型だが、値段がちょっと高いわりに増えた機能がG-SYNC以下の微妙な機能。 |
BENQ XL2720Z | 49,442円 | 上記と同じ |
BenQ XL2420TE | 46,240円 | いわゆる型落ち。 |
BenQ XL2720T | 44,140円 | いわゆる型落ち。144Hzモニターが主流の中で、120Hzなのはやはり気になる。 |
ASUS VG278HE | 42,959円 | 27型で他にもっとコストパフォーマンスがいい製品がある。 |
iiyama ProLite GB2488HSU-B1 | 33,580円 | BenQのフリッカーフリーやBlack eQualizerのような機能があるが、ちょっと値段が高い。 |
iiyama GB2773HS-GB2 | 43,000円 | BenQのフリッカーフリーやブルーライト低減、Black eQualizer機能が追加されたモデル。 |
EIZO FG2421 | 66,651円 | ※240Hzモニターと書いてあるが、実際には120Hzモニターに黒の画面を挿入したもの。 |
※EIZO FG2421は1秒間に流れる240枚の画像のうち、120枚は黒い画面です。こうすることで、残像感がなくなってブラウン管モニターのような滑らかな映像になります。
なめらかさはトップクラスですが、コストパフォーマンスはあまりよくないです。値段が高いくてもいいから、性能にこだわる人向け。
G-SYNC対応モニター
2014/7/13時点では、海外でも未発売です。6月までには発売される予定でしたが、延期されたようです。
名称 | 性能 | 大きさ | 解像度 |
ASUS VG248QE G-SYNC | 144Hz | 24型 | 1920×1080 |
ASUS ROG Swift PG278Q | 120Hz | 27型 | 2560×1440 |
BENQ XL2420G | 144Hz | 24型 | 1920×1080 |
BENQ XL2720G | 144Hz | 27型 | 1920×1080 |
Philips 272G5DYEB | 144Hz | 27型 | 1920×1080 |
ViewSonic VX2457GML | ? | 24型 | 1920×1080 |
120Hzとはいえ、2560×1440の解像度のモニターが出る予定です。なるべく高解像度がいい人は待った方がいいかもね。
ただお値段は800ドルなので、おすすめとは言えないです。
日本未発売モニター
日本で販売される可能性が低いものは除外しています。
名前 | 性能 | 大きさ | 解像度 | 液晶パネル |
AOC G2460PQU | 144Hz | 24型 | 1920×1080 | TN |
Overlord Tempest X270OC | 120Hz | 27型 | 2560×1440 | IPS |
IPSパネルで120Hz出るモニターが海外では発売されています。解像度も2560×1440と高いですね。
もっと他の製品が出て、安くなればIPSパネルのゲーミングモニターが流行る日が来るかも。
Adaptive-SyncとG-Syncの今後
モニターとビデオカードは完全に同期しているわけではありません。
なので画面が裂けるような感じになる「ティアリング」や画面がカクつく「スタッター」がそのままの状態では起きてしまいます。
それを解消するために垂直同期(V-Sync)と呼ばれる技術が普及しましたが、こちらは表示遅延が発生するという問題があります。
そこで、モニターとビデオカードを完全に同期するG-SYNCという新技術がNVIDIAによって開発されました。
これで遅延を少なくしつつ、ティアリングやスタッターが起きる問題が解決します。
また、60Hz以下の低リフレッシュレート時でもかなり滑らかに表示することができるようになりました。BF4やCrisis 4などの重いゲームで特に有効ですね。
NVIDIAのG-SYNCに対抗して、AMDはAdaptive-Syncと呼ばれる特別な機器なしでG-SYNCのような機能を持つ技術を開発しました。
まだどちらが主流になるか分からないので、様子見するのはありだと思います。
G-SYNCとAdaptive-SYNCの違い
まだ確定情報ではないですが、まとめておきます。4gamerより。
G-SYNCについて
・専用機器が必要だが、海外ではもう既に発売してある。
・単体価格だと2万円だったが、もっと安価に作れる可能性もある。現にASUS VG248QE G-SYNCのオープン価格は399ドルで他の144Hzモニターと大差なし。
・多少の遅延が発生する?
・Adaptive-SYNCの理論をNVIDIA独自の技術で再現したのがG-SYNC。
Adaptive-SYNCについて
・無料で使えて、DisplayPortに挿すだけ。専用機器は不要。
・対応ビデオカードはRadeon R9 290シリーズとRadeon R7 260シリーズだけ。
・モニター側のBIOSやファームウェアを書き換えるだけで使える。
・最大垂直リフレッシュレート240Hz以上。
・ノートパソコンなどにも安価に導入可能。
・本格的に使えるようになるのは2014年末?メーカーとの調整でもっと時間がかかる可能性もある。
・Adaptive-SYNC対応のGeforceドライバーは予定なし。