音楽を無線で聴く。Bluetooth 受信機 Inateck BR1001 レビュー
今回はInateck社より、提供して頂いた「Bluetooth オーディオレシーバー Inateck BR1001」のレビューです。
Inateckはドイツの会社で、去年から日本に進出し始めたばかりで、主にHDDケースやBluetoothスピーカーなどを扱っているメーカーです。
Bluetooth 受信機ってなに?どう使うの?
ブルートゥースは無線規格の1つで、主に近距離の電化製品(スマートフォン、タブレットなど)をつなげるのに使います。
例えば、スピーカーとスマホをBluetoothでつなげれば、わざわざコードを挿さなくても手元でスマホをいじるだけで、大音量のいい音が部屋中に流れるって感じ。
今時の携帯端末はほとんどBluetoothに対応してるので、あとはスピーカーなどの対応デバイスを揃えるだけです。やっぱりコードがいらないっていうのは快適ですね。部屋も綺麗になるし。
今回レビューする製品は、持ち運びに適したポータブル受信機です。
用途としては、タブレットとつないで、外出先でも音楽を聴きやすくするとか、車の中でスマホをいじるだけで音楽を聴けるようにするとか、パソコンにつなぐスピーカーを手元のスマホで操作するとか、そういうのに向いています。
長所
安い、軽い、小さい、持ち運びやすい。マイク付き。
手持ちの無線に対応していないPCスピーカーを簡易的なBluetooth対応スピーカーにできる。
短所
スピーカーやイヤホンによってはノイズが出る。
充電による連続使用可能時間が5.5時間と比較的短い。
英語だけの説明書。
レビュー
仕様は、Bluetooth 3.0対応、大きさは縦と横が4cm、厚さが1.1cmとなっています。縦も横も厚さもほぼ単4電池と一緒です。写真に比較として載せているので、ちょっとはイメージが付きやすいかなと思います。かなり小さくて軽いです。
長所について、まずは価格の安さが挙げられます。これだけ安かったら気軽に買えますね。Bluetooth受信機のなかでも、かなり安い方です。
また、軽くて小さいのも、持ち運びしやすいので良いと思います。やっぱりポータブル機は軽くてナンボ。携帯の予備バッテリーなんかも、重いとそれだけで外に持っていきたくなくなりますね。
3.5mmミニプラグをつなげば、無線に対応していないスピーカーも、スマホやタブレットで簡単に操作できるようになります。余ったスピーカーをつないでおけば便利ですね。
短所は、つないだイヤホンやスピーカーによってはノイズが目立つこと。接触の悪さなのか、相性なのかは定かではありませんが、僕のメインイヤホンではノイズが目立ち、サブイヤホンではそこまで目立ちませんでした。
音の劣化も多少あります。僕のiPhone 5sに直接つなぐのに比べて、音が荒くなってちょっとガサガサした感じというか、高音の鳴りが耳に付く感じ。イヤホンじゃなくてスピーカーだったらあんまり気にならないかもしれません。
また、この製品は充電して使うタイプなんですが、連続使用可能時間が5.5時間と比較的短いです。旅行する時や遠出するときなんかは、6時間以上の移動時間なんてザラなので、途中でバッテリーが切れる可能性があります。毎日充電するっていうのも、面倒だし。
英語だけの説明書は、日本人にはちょっと不適切かなと思います。簡単な英語ではありますが、日本人は英語ってだけで読む気が失せますからね。
安くBluetooth受信機が欲しい人におすすめ
この製品の一番の良い所はやはり、価格の安さだと思います。これだけ安いとちょっと試してみようかなってなります。
とても軽くて小さいので、女性が携帯するのにもいいと思います。バッグに1つ入ってたら何かのときに役に立つかもしれないし。
Bluetooth受信機が気になってた人、初めての人に特におすすめです。