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おすすめビデオカード AMD Radeon RX 6000 シリーズ編

グラフィックボード,自作パソコン

RX6000シリーズのおすすめグラフィックボードを紹介する。価格帯ごとに2万円、3万円、6万円、10万円となっている。これは人気モデルを掲載しつつも、NVIDIA GEFORCE RTX 3050 ~ 3080にできるだけ価格と性能を近づけたものにしている。

グラフィックボードの価格は仮想通貨の下落に伴って下がり続けているものの、歴史的な円安によって価格が跳ね上がることも十分に考えられる。そのため、RX 5000シリーズが出ても価格が高騰して手を出せない人が続出する可能性も。とにかく自分が必要な時に安いモデルを買うことが大事だ。現にグラボ高騰前、かなり安い価格で買えていたGTX1080などをずっと使い続けている人も大量に存在している。

性能を記載しているが、あくまで目安であって、もちろんゲームや解像度など諸条件によって前後するので参考程度に。軽量級ゲームはAPEX LEGENDS、VALORANT、フォートナイト、オーバーウォッチなどを想定している。重量級ゲームはESCAPE FROM TARKOV、BATTLE FIELDなど。

学生の救世主

RX 6500 XT
20,000円~

MSI Radeon RX 6500 XT MECH 2X 4G OC

2万円ほど出せば手に入る低価格帯の星。同じ価格帯のGPUと比べると、この価格にしてはなかなかの性能を持つ。プレイステーションからパソコンに乗り換える人や、学生におすすめ。

目安性能はGTX 1650 SUPERの1.05倍。GTX 1060の1.27倍。GTX 1070の0.8倍。RTX 3050の0.8倍。

GOOD
〇価格が安い。学生でも買いやすい。
〇消費電力が低い。
〇流行っている軽いゲームなら十分に遊べる。
〇MSIは昔から人気が高く、安価で高性能。
〇2スロット、2連ファンと扱いやすい。

BAD
×重量級のゲームをするには性能不足が否めない。

製品仕様
・2スロット専有。コア数は1024。ブーストクロックは2825MHz。大きさは横17.2cm・縦11.2cm・奥行き4.2cm。出力はDisplayPort ×1 (v1.4a) / HDMI 2.1×1。メモリ種類はGDDR6。メモリ容量は4GB。メモリクロックは18GHz。メモリバス幅は64bit。接続はPCI-E 4.0 x4。消費電力は107W。補助電源コネクタは6-pin x1。最大解像度は7,680×4,320。

コスパ魔人

RX 6600
32,000円~

Sapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB

非常に優れたコストパフォーマンスが持ち味。3万円クラスで多くの人が満足する性能を持っているので、社会人や学生問わず幅広い人におすすめだ。これより上の性能を求めると、コスパが一気に落ちてきて、3スロット占有の大型クーラーになりがち。

目安性能はRX 5700と同程度。GTX 1080とRTX 2060の1.07倍。RTX 3050の1.29倍。RTX 3060の0.91倍。

GOOD
〇コストパフォーマンスが非常に高い。
〇性能が必要十分。多くの人が満足できる。
〇軽量級ゲームなら高フレームレートを維持できる。
〇重量級ゲームでもきちんと遊べる。
〇SAPPHIREはAMD製に特化しており、昔から人気で高性能。
〇2スロット、2連ファンと扱いやすい。

BAD
×プロゲーマーやゲーム配信者にとってはやや性能不足。

製品仕様
・2スロット専有。コア数は1792。ブーストクロックは2491 MHz。大きさは横19.3cm・縦 12cm・奥行き4cm。出力はDisplayPort ×3 (v1.4) / HDMI 2.1 ×1。メモリ種類はGDDR6。メモリ容量は8GB。メモリクロックは14 GHz。メモリバス幅は128bit。接続はPCI-E 4.0 x8。消費電力は140W。補助電源コネクタは8-pin x1。最大解像度は7,680×4,320。推奨電源ユニット容量は500W。

上質な着心地

RX 6750 XT
68,000円~

MSI Radeon RX 6750 XT GAMING X TRIO 12G

ワンランク上の性能を持つ上位クラスのGPU。平均的なゲーマーは5万円以下のグラボで済ませるため、人との差をつけることができる。パソコンの性能差はランクマッチ等で随所に出てくる可能性があり、上位に入りたいなら投資しておいて損はないはずだ。軽量級のゲームだと、これより上の性能を持つものにしても差は出にくいため、多くの人が満足できるようになっている。

目安性能はRTX 3070と同程度。RTX 2080の1.21倍。GTX 1080の1.77倍。RX 5700 XTの1.44倍。

GOOD
〇人との差をつけられる。上位を目指しやすい。
〇軽量級ゲームならゲーム配信者なども十分満足できる性能。
〇重量級ゲームはもちろん、4KやVRでのプレイも快適にできる。
〇MSIは昔から人気が高く、安価で高性能。
〇3連ファン搭載で冷却性能と静音性が非常に高い。

BAD
×価格が高い。
×2.7スロット占有で場所を取る。長くて大きくて重い。

製品仕様
・2.7スロット専有。コア数は2,560。ブーストクロックは2623 MHz。大きさは横32.7cm・縦13.7cm・奥行き5.6cm。出力はDisplayPort ×3 (v1.4a) / HDMI 2.1 ×1。メモリ種類はGDDR6。メモリ容量は12 GB。メモリクロックは18 GHz。メモリバス幅は192 bit。接続はPCI-E 4.0。消費電力は250W。補助電源コネクタは8-pin x2。最大解像度は7,680×4,320。推奨電源ユニット容量は650W。

最上級の余裕

RX 6800 XT
90,000円~

MSI Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G

最高クラスに位置する高級グラフィックボード。多くのプロゲーマーやゲーム配信者が満足できる性能を持っており、これ一本で8KからVRまで何でもござれ。ボーナスの出た社会人や仕事で使う人に特におすすめ。

目安性能はRTX 3080の1.06倍。RTX 2080 Tiの1.28倍。GTX1080の2.47倍。

GOOD
〇性能が最高峰。できないことの方が少ない。
〇MSIは昔から人気が高く、安価で高性能。
〇3連ファン搭載で冷却性能と静音性が非常に高い。

BAD
×価格が高い。
×消費電力が高い。熱もそれだけ上がる。
×3スロット占有で場所を取る。長くて大きくて重い。

製品仕様
・3スロット専有。コア数は4608。ブーストクロックは2285 MHz。大きさは横32.4cm・縦14.1cm・奥行き5.5cm。出力はDisplayPort ×3 (v1.4) / HDMI 2.1 ×1。メモリ種類はGDDR6。メモリ容量は16 GB。メモリクロックは16 GHz。メモリバス幅は256 bit。接続はPCI-E 4.0。消費電力は300W。補助電源コネクタは8-pin x2。最大解像度は7,680×4,320。推奨電源ユニット容量は750W。

ノミネート製品

今回はおすすめとはならなかったが、候補となった製品を紹介する。

Sapphire PULSE Radeon RX 6400 GAMING 4GB:RX 6400は補助電源が不要で長さが短い。ただ、RX 6500XTの方が性能がよくて価格があまり変わらないため選定外に。
Sapphire PULSE Radeon RX 6750 XT GAMING OC:RX 6750XTの2連ファン。
MSI Radeon RX 6950 XT GAMING X TRIO 16G:RX 6950 XTは消費者向けGPUとして最高峰に位置する。しかし、これひとつでそこそこ良いゲーミングPCが買えるほど高価格となっているので選定外に。
MSI Radeon RX 6900 XT GAMING X TRIO 16G:RX 6900 XTも同上。

NUKKATO大賞!

・パソコンデビューならMSI Radeon RX 6500 XT MECH 2X 4G OC
・コスパ第一ならSapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB
・上位を目指すならMSI Radeon RX 6750 XT GAMING X TRIO 12G
・仕事で使うならMSI Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G

Posted by てんせんか