第4世代Intel Coreシリーズ “Haswell” CPU 性能と特徴 まとめ
Haswell世代の特徴をまとめました。詳しいレビューは4Gamerで。
PCゲーマー全体におすすめなのはCore i5 4670K。にこ生などで配信したり動画編集をする人へのおすすめはCore i7 4770K。
CPU | コア数 スレッド数 |
定格周波数 ターボブースト |
L3キャッシュ | TDP | HD graphics 4600 | 価格 |
Core i7 4770K |
4-core 8-thread |
3.50GHz TB 3.90GHz |
8MB | 84W | 350MHz TB 1250MHz |
37,800円 (2013/6/5時点) |
Core i5 4670K |
4-core 4-thread |
3.40GHz TB 3.80GHz |
6MB | 84W | 350MHz TB 1200MHz |
26,536円 (2013/6/5時点) |
CPU | コア数 スレッド数 |
定格周波数 ターボブースト |
L3キャッシュ | TDP | HD graphics 4600 | 価格 |
Core i7 4770 |
4-core 8-thread |
3.40GHz TB 3.90GHz |
8MB | 84W | 350MHz TB 1200MHz |
33,492円 (2013/6/5時点) |
Core i5 4670 |
4-core 4-thread |
3.40GHz TB 3.80GHz |
6MB | 84W | 350MHz TB 1200MHz |
24,257円 (2013/6/5時点) |
Core i5 4570 |
4-core 4-thread |
3.20GHz TB 3.60GHz |
6MB | 84W | 350MHz TB 1150MHz |
22,275円 (2013/6/5時点) |
Core i5 4430 |
4-core 4-thread |
3.00GHz TB 3.20GHz |
6MB | 84W | 350MHz TB 1100MHz |
20,611円 (2013/6/5時点) |
CPU | コア数 スレッド数 |
定格周波数 ターボブースト |
L3キャッシュ | TDP | HD graphics 4600 | 価格 |
Core i7 4770S |
4-core 8-thread |
3.10GHz TB 3.90GHz |
8MB | 65W | 350MHz TB 1200MHz |
33,175円 (2013/6/5時点) |
Core i5 4570S |
4-core 4-thread |
2.90GHz TB 3.60GHz |
6MB | 65W | 350MHz TB 1150MHz |
21,284円 (2013/6/5時点) |
IvyBridgeと比較してCPU性能は10%UPくらい。
内臓GPUの演算ユニット数は、4770Kが搭載するGT2ならIvyBridge比で1.25倍、ノートパソコンやBGAで搭載するGT3ではIvyBridge比で2.5倍もの演算ユニット数になっている。
グラフィックボードを搭載した場合のCPUゲーム性能はIvyBridgeとほとんど変わらないという結果が出ています。
僕らみたいにグラボ搭載が当たり前のPCゲーマーからしたらちょっと残念ですね。
また4core/8threadのi7 4770Kより4core/4threadのi5-4670Kのほうが高いスコアを出す場合もあるので、i5-4670Kがおすすめ・お得です。
SandyBridgeやIvyBridgeからの買い替えは、性能向上の割りにお金がかかるので注意。Nehalem世代以前なら十分に買い換える価値があります。
Haswell世代のCPUの特徴は消費電力の低さとオーバークロック(OC)の自由度の高さです。
アイドル時の消費電力は10Wくらい下がっています(ゲーム中はあまり変わらない)。
OCに関しては①電圧制御が容易になった ②ベースクロックの変更ができる ③倍率変更が最大80倍になったという3つのいい所があります。
ただ今回もいわゆるグリスバーガー構造になり、そのままではOCに不向きなため、CPUの中を開けてグリスを塗りなおす殻割りが有効です。
殻割りしなくても、空冷のCPUクーラーをつければCore i7 4770Kで4.5Ghz動作したみたいですが、殻割すれば5Ghz動作も可能なようです。