厳選おすすめゲーミングマウス 2016年版
FPSやMMOに最適な2016年のおすすめゲーミングマウスを値段別にまとめました。どれを選んでも売れ筋の鉄板マウスばかりなので、初心者の方やマウスにあまり詳しくない人はこの中から選ぶといいでしょう。FPS経験者の方は「人気ゲーミングマウス 2016年版」も参考にして下さい。マウス用語解説は一番下にあるのでわからない人は見てください。2016/1/25時点です。
3000円未満!コスパ最強マウス
人気No.1!MMOからFPSまで幅広く使える
Amazonのゲーミングマウス部門で長年ベストセラー1位を獲得している超人気モデルで、初代のG300からマイナーチェンジを繰り返しています。FPSゲーマーからMMOゲーマーまで幅広い層におすすめ。安いので入門用にも最適で、高い製品と比べて性能もそこまで負けてません。「パソコンでゲームを始めたんだけど、そろそろ無線や市販の付属品から卒業して、安定している有線のゲーミングマウスが欲しいなぁ」って人にいいと思います。
長所
・ゲーミングマウスの中で圧倒的に安い・重量が軽い。
・定番のオムロン製スイッチを採用し、ドライバレス機能もある。
・直線補正が気にならないゲーマー仕様。
・手厚いサポートで、壊れても新品がすぐに送られてくる。
・小さなマウスなので、女性が使いやすい。
気になる点
・形状がやや特殊。ゲーミングマウスの中ではけっこう小さい方で、つまみ持ちしやすい一方、ややかぶせ持ちしにくい。また、サイドボタンがメインスイッチの両端にあるという珍しい形で、他のゲーミングマウスに慣れている人は違和感を感じるかもしれない。
製品仕様
形状は左右対称型、大きさは小さめ、ボタンは9つ。センサーは光学式・Avago A3055(ADNS-3050のLogitecカスタムモデル)でトラッキング性能はそこそこ。センサーの位置はやや左側下寄り。解像度は250~2500dpiまでで、50dpiごとに変更可能。レポートレートは125・250・500・1000Hzに変更可能。メインボタンはオムロン製 D2FC-F-7N(10M)で、耐久回数1000万回。サイドボタンはHIMAKE製。ケーブル込の重量は110gで、なしの重量は85g。加速は調整可能、直線補正はなし、リフトオフディスタンスは2~3mm、ドライバレス機能あり、LED機能あり、ハードウェアマクロ機能あり、最大トラッキング速度は60IPS(実際にはG300と変わらず)、最大加速は20G、ケーブル長は205cm、保証は2年間。USBコントローラーはSPCP866E2Aで、16bitプロセッサ。
5000円で買える!コスパ抜群マウス
定番の高コスパFPSマウス!
昔から人気が高いロジクールG400の最新モデル。安くて持ちやすく、センサーの性能が高いので、特にFPSゲーマーにおすすめです。最新モデルになって価格がやや上がった分、①センサーが最新型になってトラッキング性能が大幅に上がった、②オンボードメモリを搭載してドライバレス機能が増えた、③親指部分にボタンが追加されたりと、デザインや機能が大きく変わりました。
長所
・ゲーミングマウスの中では比較的安く、重量が軽い。
・どのDPIでも安定動作する最高レベルのセンサー。
・最適化機能搭載でどのマウスパッドでも安定動作可能。
・メインは高耐久オムロン製スイッチで、ドライバレス機能あり。
・手厚いサポートで、壊れても新品がすぐに送られてくる。
気になる点
・親指の腹に新しくスイッチがひとつ増えたが、このスイッチが不要な人にとっては邪魔で、誤って押してしまう可能性がある。
製品仕様
形状は右手専用型、大きさは大きめ、ボタンは8つ、センサーは光学式・AM010 N1328Tでトラッキング性能はトップクラス。センサー位置は中央。解像度は240~4000dpiまでで、80dpiごとに変更可能。レポートレートは125・250・500・1000Hzに変更可能。メインボタンはオムロン製 D2FC-F-7N(20M)で、耐久回数2000万回。サイドボタンはHIMAKE製。ケーブル込の重量は140gで、なしの重量は95g。加速は調整可能、直線補正はなし、リフトオフディスタンスは1~3mmでやや長め、ドライバレス機能あり、LED機能あり、ハードウェアマクロ機能あり、最大トラッキング速度は500IPS、最大加速は16G、ケーブル長は210cm、保証期間は2年間。USBコントローラーはSTM32F102で、32bitプロセッサ。
MMO用定番マウス!
安価なMMORPG用のゲーミングマウスとして定番のモデル。G600との違いはパッケージだけで、中身は同じです。サイドボタンが12個ついており、MMORPGに特化したゲーミングマウスで、メインボタンは耐久回数2000万回のオムロン製を使用するなど、コストパフォーマンスはけっこう高いです。
長所
・MMOゲーミングマウスの中では比較的安い。
・サイドボタンが12個とかなり多い。
・レーザー式なので、リフトオフディスタンスが比較的短い。
・安いわりに高品質のメインボタンと各種機能を揃えている。
・手厚いサポートで、壊れても新品がすぐ送られてくる。
気になる点
・重いので、FPSなどマウスを激しく動かすゲームには不向き。
製品仕様
形状は右手専用、大きさは普通、ボタン数は20、センサーはレーザー式・Avago S9808。解像度は200~8200dpiまでで、50dpiごとに変更可能。センサー位置は、レポートレートは125・250・500・1000Hzに変更可能。メインボタンはオムロン製 D2FC-F-7N(20M)で、耐久回数2000万回。ケーブル込の重量は166gで、なしの重量は130g。加速は調整可能、直線補正は調整可能、リフトオフディスタンス(LOD)は1~2mmで短め、LOD調整機能はなし、ドライバレス機能あり、LED機能あり、ハードウェアマクロ機能あり、最大トラッキング速度は160IPS、最大加速は30G、ケーブルは布巻きでやわらかめ、保証は2年間。
6000円以上の本格派ゲーミングマウス
FPSゲーミングマウスの王様!
ゲーミングマウスといえばDeathadderと言われるくらい昔から人気が高い定番マウス。最新モデルの2015 Chromaになってから待望のマウス内蔵メモリを搭載し、ドライバレスで運用可能になりました。ゲーミングマウスのひとつの完成系と呼べるマウスなので、FPSゲーマーの人には特に、一度は使ってほしいマウスと言えます。
長所
・万人受けする持ちやすい形状。
・どのDPIでも安定動作する最高レベルのセンサー。
・マウスパッド最適化機能やドライバレス機能がある。
・メインボタンに定番のオムロン製スイッチを採用。
・サイドボタンが大きくて押しやすい。
気になる点
・大きな欠点はない。
製品仕様
形状は右手専用、大きさは大きめ、ボタンは5つ、センサーは光学式・Avago S3989でトラッキング性能は最高級。センサー位置は中央。解像度は100~10000までで、100dpiごとに変更可能。レポートレートは125・250・500・1000Hzに変更可能。メインボタンはオムロン製 D2FC-F-7N(10M)で、耐久回数1000万回。サイドボタンはKailh製。ケーブルありの重量は140g、なしの重量は105g。加速は調整可能、直線補正はなし~調整可能。リフトオフディスタンス(LOD)は1~2mmで短め。LOD調整機能あり、ドライバレス機能あり、LED機能あり、ソフトウェアマクロ機能あり、最大トラッキング速度は300IPS、最大加速は50G。ケーブルは布巻きでやわらかめ。コントローラーはMC9S08JM32。
マウスとセットで買うおすすめグッズ
人気No.1!初心者からプロゲーマーまで
Steelseries QCK mini / QCK / QCK heavy
マウスパッドといえば、Steelseries QCKシリーズというくらい、知名度が高くて安い大人気の製品です。特にウルトラハイセンシがほとんどの初心者の方にとっては、布系のマウスパッドが適度な止めやすさと滑りやすさで、おすすめです。ミドル~ローセンシになるとプラスチックやガラスなどの非常に滑りやすい素材のものも考えてもいいかもしれませんが、ハイセンシは布系が無難でしょう。僕も最初はSteelseries QCK miniを買いました。
QCK miniは縦21cm、横25cm、厚さ2mm。QCKは縦27cm、横32cm、厚さ2mm。QCK heavyは縦40cm、横45cm、厚さ4mm。QCK heavyと同じ大きさで、厚さが2mmと薄いQCK+も安くていいんですが、厚いほうがずれにくく、クッション性があって手が痛くなりにくく、長時間のプレイでも疲れにくいので、QCK heavyの方がおすすめです。
有線マウスを快適に操作できる便利グッズ
有線マウスのコードを固定して、コードの引っかかりをなくし、快適な操作をサポートするマウスコードホルダーです。正直、マウスをぶんぶん振り回すローセンシプレイヤーはこれがあるのとないのとでは大違いです。初心者の方は基本的にウルトラハイセンシからスタートなんですが、FPS歴を重ねるにつれてローセンシの魅力に気付き、ローセンシプレイヤーになっていく人が多いです。実際にプロゲーマーの多くはミドル~ローセンシですし。非常に便利なんですが、わりと安いので、買っておいて損はないと思います。
Razerのマウスバンジーは昔からあって一定の評価を得てるんですが、マウスによっては先端だけ入ったり、全然ハマらないことがあるので注意が必要です。Razerのマウスはすべてちゃんとハマるので、Deathadderを使う場合は全く問題ありません。ただ、ロジクールなどの他メーカーのマウスを使う場合は、一度レビューサイトなどを参考にして調べてみましょう。ちょっと前まではZOWIE CAMADEという万能マウスバンジーがあったんですが、生産中止になったようです・・・
専門用語の解説
・センサー:マウスの基礎となるセンサー部分の型番。これ次第でトラッキング性能・解像度・直線補正の有無・リフトオフディスタンスなどが変わってくるので、非常に重要な部品。
・光学式センサー:FPSゲーミングマウスの定番で、安定した追従性能を誇るが、ややリフトオフディスタンスが長くなる傾向にあり、マウスパッドにも影響を受けやすい。
・レーザー式センサー:光学式に比べてリフトオフディスタンスが短く、マウスパッドに影響を受けにくい。きちんと調整されたレーザー式ならば、追従性能は光学式に匹敵するが、ちょっと前まではドライバー側でうまく調整できなかったりと、あまり性能が安定しなかったため、現在のゲーミングマウスは光学式の方が主流。
・トラッキング性能:マウスの基本性能と言える追従性能のことで単位はIPS。高ければ高いほど、マウスを大きく早く動かしてもマウスポインタが思った通りのところにいく。いいセンサーはどのDPIでも安定したトラッキング性能を誇る。
・センサー位置:中央にあれば違和感を感じにくい。
・解像度:マウスを1インチ動かしたときに何回読み取るかの値で、大きければ大きいほど、マウスを大きく動かすとマウスポインタが大きく動く。400dpiなら1/400インチ移動すると1回読み取る。一般的にローセンシならば低く、ハイセンシなら高くなる。
・レポートレート:一秒間に何回、パソコンに情報を送るかの値。最近の製品は1000Hzでも問題なく動くが、500Hzならばどの製品も比較的安定している。
・スイッチの種類:オムロン製が比較的高性能で入手しやすく、交換も容易。耐久度や押し心地に直結する。
・加速:マウスを動かす速さによって、ポインタの移動量を増やす機能。オフが無難。
・直線補正:マウス操作が直線からずれても、直線に引いたと判定する機能。直線補正を望まないプレイヤーが多い。
・リフトオフディスタンス:マウスを持ち上げた時に反応しなくなる高さ。Lift Off Distance(LOD)。短い方が使いやすいとされる。
・ドライバレス機能:ドライバなしでもdpiなどの設定をマウス本体に保存して、パソコンを変えてもすぐに自分専用の設定でプレイできる機能。
まとめ
3000円以下のコスパ最強マウスが欲しいならLogicool G300s
5000円以下のFPS用マウスが欲しいならLogicool G402
コスパ抜群のMMORPG用マウスがいいならLogicool G600r
プロゲーマー仕様のFPSマウスが欲しいならRazer Deathadder 2015 Chroma
人気No.1マウスパッドが欲しいならSteelseries QCK mini / QCK / QCK heavy
快適にマウス操作したいならRazer Mouse Bangee
値段別に分けると、どうしてもロジクール製品が多くなってしまいます。僕は別にLogicoolの回し者でも何でもなく、このメーカーが安くて性能がいいマウスを平気で出してくるからです。ゲーミングマウス業界のユニクロみたいな感じで、低価格帯では特に、他メーカーが値段的に追随しにくい現状があります。ただ、価格が上がれば話は別で、6000円以上の本格派ゲーミングマウスには、Razer・Steelseries・ZOWIEなどたくさんのメーカー選択肢があります。