BenQ ZOWIE S2 レビュー。S1との違いを丁寧に解説!

ゲーミングデバイス

今回はBenQ ZOWIEの新しい左右対称ゲーミングマウス「BenQ ZOWIE S2」のレビューだ。S2はS1よりも小型で軽いモデルとなっているが、その他の要素は変わらない。だから今回は両製品の比較に焦点を当てて簡潔に執筆した。詳しいスペックやセンサー、スイッチの性能などは「BenQ ZOWIE S1 レビュー」でまとめているので、先にそちらを見てほしい。

S1とS2の違い

お分かり頂けただろうか。左がS1、右がS2である。わずかに右のS2の方が縦が短くて、横がスリムで、背が低い。こうやって写真で見ると分かりにくいのだが、持ってみると全然違う。明らかにS2の方が小ぶりなのだ。S1がいいのか、S2がいいのかは人によって分かれるが、わざわざモデルを分ける必要はあったのかと言われると、確かにあると言えるくらい違う。

大きさ、形状比較

左からLogicool G304SteelSeries Sensei 310BenQ ZOWIE S2BenQ ZOWIE EC2-Aだ。小型マウスばかりを並べているが、縦の長さはほぼ同じような感じなのがわかるだろう。横の長さはこの中でも一番スリムだ。つまり、このマウスはゲーミングマウスの中でもトップクラスに小さいということだ。

使い心地と体感レビュー

前述の通り、S2の方がS1よりも一回り小さい。特に背が低くて横幅がスリムなのが持ち方に大きく作用する。正直に言うと、僕にとっては背が高くて横が広いS1の方が持ちやすかったのだが、S2の方が軽いからぶんぶん振り回せるという、なんとも甲乙つけがたい感想になった。小さければ小さいほど良いという人もいるし、重い方が好みの人もいるので、自分はどちらなのかしっかりと見極めてから選ぶといいだろう。ひとつ強調して言えるのは、S2は本当にゲーミングマウスの中でかなり小さい方だと言うことだ。

リフトオフディスタンスについて
リフトオフディスタンスも検証したのだが、S1とほぼ同じ結果となった。布製で1.5mm以下、プラスチック製で1.8mmだ。センサーの個体差が気になっていたのだが、Artisan Zeroの時は0.1mmの誤差が出たので逆に安心した。センサーによって個体差はあるものの、それは0.1mmとか些細なものでしかないということだ。

重量

実際に計量器を使って重さを測ると、82gだった。これはゲーミングマウスの中でも軽いと言える重量だ。S1が87gなので、5g弱ほど違うことになる。

センサー性能のチェック

S1の特性と変わらないが、一応S2も測定したので掲載しておく。素晴らしいの一言である。

実写画像

分解して中身を確認

内部構成はほぼS1と同じ。センサーはPMW3360DM-T2QU N8409934CGだ。左右メインボタンはHUANO製の青色スイッチで、耐久性能は2000万回。サイドボタンスイッチとホイールボタンスイッチはHUANO製の赤色スイッチで、耐久性能は不明。ホイールエンコーダーの製造元は不明で無刻印。マイクロプロセッサー(制御チップ・MCU)は、TXC社製7Cシリーズの「TXC 7C64346 48L」。

総評

総評するとBenQ ZOWIE S2は小ささと軽さを求める人に刺さるゲーミングマウスだ。トップクラスの安定したセンサーや連打しやすいメインボタンなどe-Sportsにもってこいな性能を持ち、手が小さい人や女性に向いているモデルになっている。大手のゲーミングデバイスメーカーでここまで小さな製品はなかなかない。性能が高くて小型マウスが好きな人は試してみるといいだろう。