オーバーウォッチのプロチーム「ZETA DIVISION」を紹介する。銀河系最強軍団が期待通りの覇道を歩めるか。

プロeスポーツチーム ZETA DIVISIONのオーバーウォッチにおける2026年のロスターを紹介する。ゼータはOWCSの発足後になる2024年からOWのプロシーンに本格的に参入した。日韓ハーフであるFinnをはじめ、AlphaYi、Flora、BERNAR、Viol2tなど強力な布陣で臨んだが、韓国地域の突破はならず、惜しくも世界大会への切符を手にすることはできなかった。
なお、ZETAの前身である旧JUPITERは、日本人初のOWL選手であるta1yoを輩出した。JUPITERは2018年から2020年まで日本地域で活動をしている。
銀河系軍団への変貌
2026年からはロスターを大幅に一新。Proper、KNIFE、Bernar、Mealgaru、Shu、Viol2tという世界大会制覇を達成したメンバーが3人もいる超強力な布陣となった。加えてヘッドコーチには名将Crustyが鎮座しており、世界大会進出どころか、世界一に最も近いチームとして周囲を驚かせることになった。
日本の会社として世界一に
ZETA DIVISIONはGANYMEDE株式会社が運営する日本企業だ。オーバーウォッチでは世界トップと言える韓国リーグで、韓国人を雇ってシノギを削っている。もし日本人がもっとOWが強かったら日本人を雇っていたと思うので、今後どんどん日本の競技シーンが強くなっていけば、ZETAも日本リーグに参戦してくれるんじゃないかと期待している。
Tierの基準
SS:上位3名 世界大会優勝多数・ヒーローNo.1クラス
S :上位10名 世界大会優勝経験あり or 個人技最高峰
A :上位30名 世界大会優勝が狙えるレベル
B :上位50名 地域リーグ優勝クラス
C :上位100名 地域リーグ出場クラス
Proper / プロパー

オーバーウォッチが一番上手いと言われている男。類稀なるゲームセンスと敵を蹂躙する輝かしいAIMを持つ。どんなヒーローを使ってもプロの中でトップクラスの実力を出せる。インゲームリーダー(IGL)としてチーム全体の指揮を執りつつ、敵を破壊する様子は「作戦Proper」「お願いProper」とコミュニティの間で囁かれている。
オーバーウォッチリーグ時代(OWL)に新人賞、レギュラーシーズンMVP、ロールスターの個人受賞を同一シーズンで唯一達成した3冠王。OWL時代は2位止まりで、ついぞ世界制覇は成し遂げられなかったものの、OWCSになってチームファルコンズに加入し、見事に世界一となった。OWに最も愛された男と言える。
韓国のレジェンド選手であるRyujehongから「君はオーバーウォッチの神だ」と言われたことに端を発し、最近は日本語の実況解説でも「神」と呼ばれている。幼少期にチェスをしていた経験があり、持ち前のゲームセンスの高さはその証左であろう。
・Tier:SS
・ロール:フレックス DPS 兼 ヒットスキャン DPS
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:トレーサー、ゲンジ、リーパー、ソジョーン、ウィドウメイカー
・個人受賞:2025 OWCS ミッドシーズンのソニートーナメントMVP、DAY1 MVP。2024 OWCS ワールドファイナルズ フレックスDPSのMVP。2022 OWL レギュラーシーズンMVP、ロールスターダメージ、新人賞(ルーキーオブザイヤー)。
・世界大会戦績:2025 OWCS ミッドシーズン優勝、チャンピオンズクラッシュ2位。2024 OWCS ワールドファイナルズ優勝、メジャー2位。2024 ワールドカップ4位。2022 OWL プレイオフ2位、サマー2位、ミッドシーズン2位。
KNIFE / ナイフ

韓国有数のフレックスDPS選手。特にトレーサーは評価が高く、ランクマッチでも度々上位に食い込んでいる。ProperがフレックスDPSを担当する都合上、Zetaではヒットスキャンを任されている。ダブルフレックスDPSのメタになっても対応できるのが長所になる。ただ彼のヒットスキャンが世界にどこまで通用するのか、コミュニティの間では意見が分かれており、懐疑論を払拭できるか彼の地力が試される。
・Tier:A
・ロール:フレックス DPS 兼 ヒットスキャン DPS
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:トレーサー、エコー、ソジョーン、キャスディ
・世界大会戦績:2025 OWCS ミッドシーズン8位。2024 e-sports ワールドカップ12位。
Bernar / ベルナル

韓国ではトップクラスのオフタンクであり、OWL時代から活躍するベテラン選手。特にD.VAの練度は目を見張るものがあり、安定感抜群だ。2025年以前のZetaから唯一残った選手で、その背中には世界大会進出が叶わなかった前人たちの無念も背負っている。
兵役が近いこともあり、本人としても勝負の一年。チームメンバーには最高に恵まれているので、悲願の世界一をその手でつかみたい。チームメイトからはベルナル兄さんの愛称で親しまれている。またフランス人作家のベルナール・ウェルベルから名前を取っており、知的な印象を受ける。
・Tier:A+
・ロール:オフタンク
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:D.VA、オリーサ、ジャンカークイーン
・世界大会戦績:2024 e-Sports ワールドカップ4位。2023 OWL プレイオフ2位。2022 OWL プレイオフ4位、ミッドシーズン6位。
Mealgaru / ミールガル

韓国の期待の若手タンク。特にレッキングボールは世界でも3本指に入る。前身はWayとして強豪ひしめく韓国地域でプレイし、下馬評はそこまで高くなかったものの、格上相手に勝利をおさめて波乱を起こした。
2006年生まれで若く勢いもあるので今後にも大いに期待できる。韓国人DPSプレイヤーのAdeと実の兄弟にあたり、Mealgaruは弟になる。
・Tier:A+
・ロール:メインタンク
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:レッキングボール、ウィンストン、ジャンカークイーン
・世界大会戦績:2025 OWCS ミッドシーズン16位
Shu / シュウ

世界No.1のアナ使いと呼ばれる男。世界大会優勝多数のレジェンドサポートである。OWL時代から数多のタイトルを総ナメにしてきており、ロールスターMVPなど個人受賞も多数だ。当たればアルティメット並みの効力を発揮する阻害瓶やスリープで、チームを多くの窮地から救い、そしてキャリーしてきた。
Shuを擁するチームは絶大なアドバンテージを得ることから、核保有国になぞらえてShu保有国と言われる。名将Crustyコーチは「アナが使えないメタの時もShuなら使える。BANと組み合わせれば他チームが想定できないような突拍子もない作戦が立てられる」と語っており、実際にジェットパックキャットとアナを組み合わせた「猫アナ」という前代未聞の構成をプロの競技シーンで実現させた。
ベテランの年長者としてチームを指揮するIGLも可能で、落ち着いた兄貴分としても親しまれている。ルックスも良く、女性ファンのみならず男性からの支持も熱い。
・Tier:SS
・ロール:フレックス サポート
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:アナ、キリコ、バティスト
・個人受賞:2025 OWCS チャンピオンズクラッシュのトーナメントMVP。2024 OWCS ワールドファイナルズのフレックスサポートMVP。esports ワールドカップMVP。2022 OWL ロールスター。2021 OWL ロールスター。
・世界大会戦績:2025 OWCS チャンピオンズクラッシュ優勝。2024 OWCS ワールドファイナルズ2位、メジャー優勝。2024 esports ワールドカップ優勝。2023 OWLプレイオフ2位、ミッドシーズン2位。2022 OWL ミッドシーズン優勝、キックオフ優勝。2021 OWL カウントダウンカップ優勝。2020 OWL サマー優勝。
Viol2t / バイオレット

オーバーウォッチ史上最も獲得賞金の多い男で、その額は1億円以上に上る。海外では史上最高のオーバーウォッチ選手のひとりと称される。OWL時代から活動するレジェンドで、世界大会制覇も複数回経験している。
超攻撃的なスタイルのサポートで、キルを量産していく。並外れたAIMを持ち、現在のチャンピオン1以上に相当するSR4700をDPSとタンクを含む全てのロールで達成した。
輝かしい経歴を他所に、本人の杜撰な立ち回りがネタにされることも多い選手。最も有名なのはキングスロウの第一防衛で、リスポーン地点から撃ってくる敵のウィドウメイカーに開始直後に撃たれてデスした事件である。
これが原因のひとつとなってチームが敗退し、後のインタビューで「I got money. / 私は金持ちだ」と答えた。この事件を機にViol2tがミスする度に「He got money.」と海外からはネタにされるようになった。
本名はパク・ミンギで、日本人からはミンギと呼ばれることも多い。これはサンフランシスコ・ショック時代のチームメイトであるta1yoと仲が良く、彼がよくそう呼んでいることに起因する。
・Tier:SS
・ロール:メインサポート(元はフレックスサポート)
・出身:韓国 / KR
・得意なヒーロー:イラリー、ブリギッテ、ルシオ、ジェットパックキャット、ゼニヤッタ、バティストなど
・個人受賞:2020 OWL ロールスター。
・世界大会戦績:2023 プレイオフ2位、ミッドシーズン2位。2022 OWL プレイオフ2位、ミッドシーズン2位。、2020 OWL グランドファイナルズ優勝、カウントダウンカップ優勝。2019 OWL プレイオフ優勝、ステージ3のプレイオフ2位、ステージ2のプレイオフ優勝、ステージ1のプレイオフ2位。
