OW2 シーズン2初期のTier表と今後のバランス調整について
上記のTier表はKarQ先生によるシーズン2初期（12月6日～12月16日頃まで）のもの。これはグランドマスターからTOP500プレイヤーによる評価なので、大多数に影響があるであろうプラチナ～マスター帯について僕なりの意見を述べていく。全てを記すととても長くなってしまうので、ポイントとなるキャラだけ解説する。
キャラの所感
〇ドゥームフィスト：突破力と耐久力を兼ね備えたモンスターに進化した。シーズン1ではピックされるだけで回避されるほど嫌われていたのに今や完全にヒーローである。ただし、対ロードホッグは辛いのでそこへの対応が差を分ける。強いとは言ってもシーズン1のザリアのように誰が使っても強いというわけではなく、突っ込んでもちゃんと戻れる人じゃないと強くない。ランクが上がれば上がるほどCCと集中砲火で一瞬で死ぬ。ダイア帯以下のドゥームは割と甘い動きが多い印象なので、無理に使うよりは他のタンクを使ったほうが良い場合も多い。特に防衛。ホッグにカウンターピックされて対処できる腕がない人は素直に変更してほしい。スキルを当てないと体力が上がらないのでAIMと立ち回りが要求される。
〇トレーサー：火力が大幅にアップした主人公。1.2倍にしかなってないのに体感で1.5倍くらいに感じる。敵アナの体力がゴリゴリ削れるのがすごく気持ちいい。キリコのヘッドショットで瞬殺されるのが玉に瑕。OW1の古参ならある程度使えるだろうが、OW2新規勢にはちょっと立ち回りが特殊なので辛いかもしれない。ダイヤ帯以下ではタンク負けして正面が全く押せないことが多々あり、その場合に裏を荒らしてもあまり意味がないことがあるので、味方が負けてるときは変更するべき。
〇ロードホッグ：誰が使っても強いボス的存在。ただし、味方のキリコが残念だと阻害瓶やスリープを貰っても鈴で解除してもらえないので、かなり辛くなる。その時は素直に変更しよう。アルティメットはキリコのお狐様とも相性がいいのでなおさら。DPS負けしている時、ワンピックできなそうならこいつでキャリーしよう。
〇マーシー：ソジョーンの専属ヒーラーとして非常に優秀。ダメージブーストがあれば従来通りのワンパンゲーが展開される。蘇生も有効。タンク負けしているとDPSとサポートは何もできないことが多くなるため、そういうときに思い切ってマーシーにして、ソジョーンに付いてあげるのもあり。
〇シグマ：動きの甘いドゥームフィストならパワーブロック中に岩を当てて倒せる。ロードホッグにも対処しやすい。ジャンカータウンなど広い場所が特に強い。キリコ・ルシオの編成が機能する上位帯ではドゥームフィストの相手をするのがしんどくなるが、ダイア帯以下では機能しないので防衛ならシグマをピックしておけば割と安定する。ダイア以下はソジョーンもそこまで脅威ではないのでバリアを出しても問題ない。
〇トールビョーン：ドゥームフィストとトレーサーのソフトカウンターとして有効。特にダイア帯以下では効果抜群。
今後の調整
ドゥームフィスト、トレーサー、ソジョーン、ロードホッグ、ラマットラに調整が入ることが告知されている。ラマットラ以外のキャラクターは下方修正になると思われるので、メタがまた大きく変わることが予想される。ラマットラが上方修正されてランクマッチ解禁となるはずなので、次期メタになるというのが大筋の流れだろう。メタが変わったらまた簡易レビューをしようと思う。